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音楽の『海賊版』に対して思うこと

音楽の「海賊版」が再び増加。手口はYouTubeからの抜き出しが最多に | WIRED.jp

まだレコードやテープ、CDなんかの媒体を使って音楽を聴いていた時代でもコピーが作られていたと思うけど、ネット上に存在する音楽から作られる海賊版を止めることはできるだろうか?
どんなに対策を講じても、今後もイタチごっこを繰り返すだけではないだろうか。

こんな事を書くとミュージシャンの方々から怒られてしまうかもしれないが、いっそのこともう楽曲そのものはリスナーには無償提供してしまい、パフォーマンスを収入源とした方がいいのではないだろうか!?

自分としては、リアルな演奏だったり、歌声だったり、ダンスだったりと、パフォーマンスで楽しませてくれる人たちがミュージシャンだと思っている。
ただ、リアルな音を聴くと言っても、会場のキャパ制限であったり、ロケーションによって、集客に限界があったため、より多くの人達に楽しんでもらう手段として媒体での配信で生まれ、それを価値として販売しているという理解だ。

では、ネットが当たり前になった現代なら、会場のキャパやロケーションといった制限は外せるのでは!?と思うのである。なぜなら、リアルタイムで映像や音を配信することが簡単にできる世界になってきているのだから。

本当にリアルな音とは違うかもしれないけれど、リアルタイムの映像と音を、3D映像や空間オーディオのような技術的に可能な限りにリアルに近づけた状態で配信し、リアルなロケーションで参加する人たちとは別に、オンラインでコンサートに参加可能な状況を作れば、世界中のファンが同時にその瞬間の音を楽しむということができると思うのだ。そのライブパフォーマンスをミュージシャンが与えてくれる価値として販売できればいいのではないだろうか!?

そして、ライブパフォーマンスで得られる収入から、それぞれのミュージシャンが楽曲提供者へその著作権料を払うという仕組みを作った方が、海賊版という問題に対する現実的な解決策のように思えるのだ・・・

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