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戦略的思考のガチバトルを堪能したい方におすすめな映画

やっぱ韓国映画おもしろいとなる作品。どんでん返しのクオリティが高すぎるんだよなぁ。最後まで全然わからなかった。「コンフィデンス○○」観るなら、断然こっちを勧める。

登場人物も少ないし、展開も早くてサクサク楽しめます。

あらすじ

主人公は、闇金の親玉に父親を殺された恨みがあります。彼に復讐するのが目的であり、恨みを晴らすために主人公が奮闘するのが本作。登場人物たちは全員詐欺師なので、復讐の仕方もまず親玉を詐欺で騙すことから始まります。

詐欺で騙しつつ距離を詰めて、最後に現れたところにとどめを刺す算段です。ただし相手も賢いですから、詐欺師のこちら側が騙される機会も多々あって刺激的。そしてお互い頭脳戦を繰り広げているうちにいろいろな事実がわかって、ラストは「まーじか!」な展開です。

そこまで計算だったの?と驚くハズ。

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観客をバカにしないドンデン返し

ぼくが鑑賞してイライラしたドンデン返し映画が2つありまして、それが「コンフィデンスマン」と「イニシエーションラブ」。この2つの共通点は、どちらも視聴者をバカにしていること。

ネタバレは避けますが、一言で言うと、後出しジャンケンの範囲を超えたやり方でドンデン返しをしてくるんですよね。ドンデン返し映画にも2つあって、大きなドンデン返しがメインの作品と細かいドンデン返しがラストに繋がってる作品があるとぼくは考えています。

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前者がスウィンダラーズで、後者はミステリー系の映画にありがちな展開ですね。最初に紹介した2つは前者で、どちらもドンデン返しをメインにしているわけです。ですから観客は、「自分がどこで騙されているか?」を楽しみながら観ますよね。

観客は騙され方を楽しんでいる

じゃんけんでドンデン返し系の良さを例えるならば、じゃんけんで負けるのはわかっているけど、「どのように負かしてくれるのか」を相手に期待できることだと思うんですよ。ここで大事なのは、後出しで変えているのに変えているように見えないやり方だったりとか、明らかに後出ししているけど豪快さが売りだったりとか。

いろいろあるはずなんですけど、紹介した2つのやり方はまじでヒドイ。人の作った作品を批評したくないですけど、「バカにしてるのかな?」とイライラ度6まで(1-10)上がりました。

そういう意味で上の2つは全力でおすすめしないんですけど、スウィンダラーズは別。もう何も考えずに楽しめますし、後出しジャンケンのやり方も超見事。

後出しジャンケンで言えば、「どう?騙されたでしょ」と賢い笑い方で責めてくる感じ。紹介した2つは、「ハハハ。もしかして騙されたの?(^q^)」と軽蔑な笑い方をしてくる感じ。

まとめ

ドンデン返しを純粋な気持ちで楽しみたければ、スウィンダラーズがオススメです。登場人物たちもカッコいいですし、なにより終わり方が超クール。爽快感スゴいので、スカッとしたいときに観てみてください。

アマゾンプライムで観る


読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。