朝練で自信がつく?
EJが指揮していた日本代表のトレーニングについて。
6:40-のヘッドスタート。EJは自信をつけるために朝練を課したとありますが、果たして朝練と自信がつくというものにどれほどの相関があったのでしょうか?
私の考えはこの記事にまとめられてます。文中にもあるように、
”キツいトレーニングを乗り越える事が自信に繋がるのではなく、体力が向上した事が自信に繋がる”
のだと思います。ですので、やるべきことをやっていればそれが自信になるので、
朝練で自信がつく
というEJの説明はよくわからないです。(動画の日本語訳があっているのならば…)
”単純にやるべきことがたくさんあって、通常の練習に加えて、ほかのことをやる必要があった、その結果、朝5時から練習する必要があった。”
という文言なら理解できます。
またさらに、早く起きるということは、睡眠時間が削られる、ということを意味します。(睡眠時間が削られないにしても、何か他の時間が削られますね)
もちろん、ナショナルチームですのでリカバリーの設備は万全であったと考えられます。睡眠時間を削っても、問題ないと判断したのでしょう。
ただもし、この睡眠時間の減少が影響して予選プールを突破できなかった、と考えることも可能ではないでしょうか?
南アフリカ戦は勝ったものの、中3日で戦ったスコットランドには敗れてしまい、その影響で予選を突破できませんでした。
果たして負けたのは中3日だったからでしょうか?それとも、睡眠時間の減少により、慢性的な疲労がたまっていて、ベストのコンディションで試合に臨むことができなかったからでしょうか?
これは検証不可能です。負けた原因は無数に上げられますし、どれかの要素だけで負けたとは言えないです。
ただ、こういう思考を巡らせることは重要です。
EJがいってた、Japanがやってた、ではなくなぜそうなるのかを自分自身がしっかりと理解する必要があります。
もしかしたらEJは朝練が効果がある、というデータや自分の経験があったのかもしれません。ただそれも本人にしかわかりませんね…
ただ私は、朝練で自信がつく、には反対の立場をとります。むしろ害くらいに思っています。
こんな論文(睡眠時間を延ばすことがパフォーマンスに与える影響)や、
こんな記事もあるので読んでみてください。
以上です!
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