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新規の被害者支援を一旦、停止します。

twitterで被害者支援をしていました。
多くの方が、どうして行けばいいのかと暗中模索状態な方ばかりでした。
その方に必要なものが司法であれば、法テラスや犯罪の性質に合う事務所をさがす、ワンストップセンターの存在を知らない方にはそちらを紹介する、
司法以前に生活がままならない、心身の不調があるなどの場合は使える制度の紹介などをしてきました。
中には、実際に警察署に出向くことがあり被害届の不受理を防ぐ、委任していただいたうえで、警察との対応をするなどをしていました。
調書作成の際のポイントややってはいけないことなどを伝えて、中には起訴に至る方も多くいらっしゃいました。
しかし、相談段階で当然ですがその人のパーソナリティを知りうることが出来ないので、途中で対話を繰り返すなかで、事件概要に嘘がある、そもそも
構成要件を満たしていないから、被害届が受理できないなどの問題がありました。そうなると、ぶつけどころがないからか私に対して

「支援してるんだったら逮捕させろよ!くず!」
「構成要件なんてしらねえんだよ!何が支援だ」

等、多岐にわたる誹謗中傷があったことは事実です。
誹謗中傷に傷ついているわけではなくて、
「この人はかわいそうな人なんだな」と思う程度です。
しかし、手弁当で1人でやっていくにはあまりにも多忙となり、
職業柄、この時期から忙しくなるため、一旦、現在対応させていただいている方でいったんストップとさせていただきたいです。

正直に言えば、何度も心が折れるようなやりとりはありました。
私の尊厳自体を根こそぎ奪うような発言など。
「私の事、家族だと思ってなんでも言ってね、遠慮しないでね」と言い、
犯罪被害の話やこれから記入する書類についてほとんど会話がなく、
多くが息子がギャンブル依存であるとか、勝手に金を使うなど私の関与するべきでない部分ばかりを数時間話すということが多く、支援を切るとお伝えしていればよかったのですが、そうはならずに泥沼になってしまいました。
私のフォロワーさんに誹謗中傷をする、犯罪行為をした男性の経営する会社が借り入れをしている銀行にはがきを自身の手を汚さずに、送らされたという相談が複数ありました。この方がしていることが犯罪であって、恐らくそれも分かっていないと思うと大変由々しき問題で60歳を過ぎた老婆が、他人を巻き込みはがきをおくらせる、他人に頼むのは何かしら悪いことをしているという認識があるからではないかと思えてならないです。
そうなると、彼女が性犯罪に遭ったということ自体が虚偽であってもおかしくないと思えてなりません。

中にはこういったケースもありますが、多くの被害者の方は本当に自身の尊厳を回復させたい、そして適切に司法に罰せられてほしいという方ばかりです。だけれども、家族や知人に話せないからこそ、何の利害関係もない私に相談する心理は痛いほどわかります。私自身、性被害者であるから精神的なフローは体感していますし、裁判員裁判だったので、通常の裁判も裁判員裁判もどのように行われるかを体験ベースでお伝えすることができるところで安心される方も多いです。
もっとこまごまとしたものならば、「提出して証拠品を処分してほしいけれどしてくれるのか」「不起訴だったけれど、何か出来ることはないのか」
「引っ越す金銭が今ないがどうすればいいか」「個人情報を隠したい」
などの問題に怯えている方が多いです。悔しさを晴らすために、被害者は毎日、沢山のものを切り付ける様に失いながら生きています。
私は、もうそれ以上失わなくていいんです。とお伝えしたいと思い
相談支援を始めました。しかし、プライベートが多忙になってくると
片手間になってしまうため、一度ストップとさせていただきます。
継続的(半年程度)な支援がほとんどですが、1回で答えられる問題にかんしては、DMにて返信させていただきます。その代わりに、継続的支援は出来かねることをご理解ください。

季節が秋から冬のような寒さを感じるときもありますが、皆さまお体には
くれぐれもお気を付けください。

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