おぼろげ

今日は診察があった

土曜日のこと(前回の記事)を聞かれた
先生は火曜日しかいないので、わたしのことはカルテで把握している
どうやら大変いろいろ書いてあるみたいだった
先生の前ではあまり取り乱したりしてないから
ほんとに?といった表情をしていた
わたしは覚えてないので、わたしの方も、ほんとに?といった感情だった
入院のことも聞かれた
ひとつの手段だと思ってもらえればいいと言ってた
先生、髪の毛切ったんですね
お似合いですよ




お風呂に入ったとき
すで少し気分が悪かった
落ち着かない
髪の毛を乾かすときには泣いていた
そしてまた切った
血が出ていった

とろり、とろり
少しづつ
だが確実に
自分の血液が体外に出ていった

わたしは泣いていた
痛いからでは無い
寂しいから泣いていたのだ

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