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死のうと思った話

※この記事は自傷、自殺幇助をする意図はありません。
ザックリと書きます

2023年9月17日、私は死にたかった
ここ数年ずっと鬱状態が続き、死ぬ事しか考えていなかった。

高いマンションを見ると、「ここから飛び降りたら」
車に乗っていると「ここから急に飛び出したら」
等と思ったり

頭の中で自殺シミュレーション(飛び降りる想像など)が流れたり、トラウマとして今年の2月にアパート4階から飛び降りる記憶が繰り返されて苦しかった。

9月17日の起床後、漠然とした不安、希死念慮が私を襲い、いつもの様に不安時の頓服を飲んだ
一瞬効いたような気もしたが、それも束の間ですぐ死にたくなった。
「死ねば全てが解決」「全部終わらせたい」という思考が頭の中でグルグルしていた

私は自殺に強い憧れというか、安心感を持っていて、ずっと自殺は救済だと思っている。

毎日が苦しくて、劣等感も激しく死にたくてたまらなくて、なのに飛び降りた際の身体の後遺症と母親からの監視で中々思うようなことが出来なかった。

スマホを見ていると、ある記事で「洗剤を飲んだら死ぬ」と書いてあり、これしかないと思った。
だが私は馬鹿だった、助かってしまうケースを考えずに母親の目を盗んで実行に移してしまった。

焦燥感、衝動的に駆られながら某食器用洗剤をさらに移し、それを1口飲んだ。
言葉では表せない味がした。強いて言うならケミカルな味がした。
喉が焼けるような感覚がした。

でも私は限界まで飲んだ(それでも少量だったが)

喉の焼ける感じと、口から泡が出始め「私、本当に死んでしまうのか」と急に怖くなってしまい、情けないが母親に正直に伝え救急車を呼んでもらった。

10分程すると遠くから救急車のサイレンの音が聞こえ始め、少しボーッとし、フラフラしながら担架に乗り運ばれて行った。

救急隊が色々状況を聞いてきた。このときの記憶があまり無い。
だけど私に対する接し方がすごく優しかったのは覚えている
症例が珍しいらしく近くの病院がどこも受け入れてくれず、2時間かけて大きい病院に行くことになった。

移動中、私の具合の様子を何度も聞かれ、心電図、酸素濃度を測られた。
そのときの私は腹痛と頭痛が酷く、喉も痛かった
それを伝えると、救急隊の人は「炎症起こしてるかな…」と呟いた

救急車に揺られながらしばらくして病院に着き、救急外来に運ばれた。
色んな看護師や医者らしき人がいた

少し狭いベッドに運ばれ、精神科医っぽい人が「洗剤を飲んだって聞きましたが、それはどうして飲みましたか?」と優しい口調で私に聞いてきた。
私は正直に「死にたかった、終わりにしたかった」と少し涙を流しながら言った
精神科医は「そうですか、辛かったですよね」と言い、色々質問をしてきた

家族構成、今までもそういう事があったのか、今の症状等。
「助けてくれた人に対して怒りなどの感情はありますか?」と聞かれた

私はただ悲しかった

怒りの感情などは無かったが、同じようなことを繰り返してしまった後悔、死ねなかったことへの残念さ、虚無感が私を襲い、とても苦しかった

採血、レントゲン、心電図、CTを撮り、某新型ウイルスの検査をし、救命救急センターに運ばれた。

ここの記憶もあまり無いが、看護師が優しかったのは覚えている

私はお腹を下し、何回も水様便が出ていてキツかった

点滴を打たれ、横になっていた。
胃が荒れているので水も摂れず、看護師さんに「水が飲みたいです…」と言っていた

しばらくして看護師さんが来て、「先生が水飲んでいいって言ってたから置いとくね」と優しい口調で水を置いてくれたので私はすぐ飲んで「もう一杯いいですか…」と言った。

眠剤が飲めなかったのであまり眠れないまま朝が来た

精神科の主治医が来て診察を受け、「辛かったですね」と言われ涙が1粒溢れた

退院の日、主治医と母親と私で面談をした
あまり会話の内容は覚えていないけど、あまりいい気分ではなかった。

退院し、母親の車の中で「すぐ死のうとか逃げじゃん」「死にたいとかは甘え」と言われ鬱で仕方なかった。

そのまま精神科へ入院になった。
私はすごく嫌だったけど、拒否しても拒否しても「ダメ、もう入院させる」としか言われなくて絶望だった。

精神科に着き、かかりつけの主治医との診察中、主治医が「何か言っておきたいことはありますか?」と言ったので「入院は確定ですか…」と聞いた
「今の状態を見る限り入院はした方がいいと思います。しなくて大丈夫だという根拠ってありますか?」と苦笑いで言われ、私は悲しかった。
元から無い主治医からの信頼もまた失ってしまった、と。

これ以上入院を拒否しても仕方がないと思って拒否するのを諦めた。

主治医が入院の書類を持ってきて、サインを書いた。
どうやら閉鎖病棟の部屋しか空いてないらしい

しばらくすると看護師さんが来て、病棟に案内された。
「ああ、また病棟生活が始まってしまう」と絶望しながら部屋へ向かった。


そして今に至ります。
今は入院2日目、気分は落ち着いてるけどぼんやりと死にたいままです。

2月に飛び降りて、「ああ、もうこんなことしてはいけないな」「生きててよかった」
って思って心にまで誓ったのに、死にたいと強く思ってしまう。

希死念慮は不治の病かもしれない。
助けてもらったのにまだ死にたいと思ってしまう。

苦しい

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