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【雑感】日本の漫画と無宗教

映画「金の国水の国」を見ました、私です。少女漫画の定番が沢山あって素敵~「絶体絶命の状況なのにキュン!」というの、醍醐味~と(*´▽`*)。死人がでないのも良~この年になるとリアルに亡くなる方が増えてくるので、あまあま世界観にほっとしました。あと策士が多いのも好き!

名作だな~と思う共通点

以上は個人の趣味ですが、全般的にいい作品だな~と思うは、ちょっとしか話さない脇キャラや敵キャラでも、その一言で、その人生が見える名言があることです。いわゆるキャラ立ち。例えば少年漫画は昔から主人公が友情・努力・勝利をもとに冒険したり、悪者をぶっ倒したり、武道会で優勝したりするけど、何が違うってキャラが違って台詞が違う。海賊王にオレはなったり、大丈夫僕最強だったりする。繰り返される物語でも、色んな視点の人物が描かれる。そういや少し前の週間ジャンプで呪術みたらパチンコ能力者が変なルール解説してて、ハンターハンターを思い出しました(笑)。ヒソカが好きです(変態)。

キャラ立ちする日本の漫画

とにかく海外に比べ日本の漫画がキャラ立ちしているらしい、また大人向けの深い漫画が多いと聞くので、それって日本人が無宗教なのと関係してたり、と思ったり。キリスト教やイスラム教は聖典、軽く言ってしまうと名言集(教徒の方すいません)で、イエス様が「狭い門から入れ」と言えば困難な道を選ぶわけです。そういう土壌で育つと、聖典ありきの考え方になるのかなぁと思ったり。でも日本では、特に戦後から思想教育をしないようになり、人生の困難にぶち当たったときに、頼れるのは自分だけ、みたいな。そんなとき、子供の頃から慣れ親しんでいる漫画の中の名言に救われたり、生き方を学んだり…そういう人が多いから、さらに漫画、アニメ、ゲームが発達したのかな、って、誰か偉い人も言ってるんじゃないでしょうか(笑)。
そして漫画のいいところは、聖典と違って時代に合わせて変わるところかと。最近はジェンダーレスなキャラが増えたり、最近バイキンマンが「いい菌もいるんだぞ!」と言ってました(笑)。
因みに私の夫は伊勢出身のバリバリ神教育ちなので、神様大好き、天皇陛下大好きで、日本人がすべて無宗教でないことはよく知っております(右翼ではありません( ^)o(^ )。かく言う私も日本の仏教が好きです。無宗教とは、なんでも受け入れる大きな器が空の状態とか好きです。

最後に「金の国水の国」

色んな名言がでますが、王女が「いつでも難しい方の道を選んで下さい」というのは聖書の「狭い門から入れ」を思い出したり、あれ、これはあれか?みたいなのとか、地政学的なうんちくとか、色んな知識を刺激される内容でした。自分がこの2国で生きるならどの辺か考えると、社会における自分の趣向というのがよく見えたりして、とも思いました。おすすめです♪原作も1巻完結らしいので買っちゃおうかな~。
因みに一緒に見た小学生女子は〇、園児女子は△でした。コミカルなシーンは笑ってましたが、やはり園児にきゅんは早かったね( ^)o(^ )

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