この夏に学んだ、私的引越し論
私の人生で3回目の引越しをしている
少し到着の遅かった梅雨が明けた、猛暑真っ盛り。私は人生で3回目の引越しをしている。
1度目は私が大学生になった時、一人暮らしのために引越しをした。2度目はその一人暮らし期間を終えて、地元に帰ってくるための引越しをした。そして3度目は地元で新たに決めた家に引越しをしている。
引越し3回目にして私は2つの私的引越し論をつくることができた。今日はそれを紹介したい。
1つ目は『引越しは冬か春にした方がいい』。
引越しのイメージは春だった。そんな中夏に引越しをするのは私の中で新鮮でワクワクしていた。でも実際やってみると、とにかく暑い、何をしても暑い。荷物をまとめるのも、移動するのも、配置するのも…。暑さで周りもだれていて、イライラしているようにも感じた。
夏特有の"浮かれ気分"が私の周りの人たちには見えない。引越し自体、私は好きな行為だからこそ、周りの"浮かれ気分"のなさに少し残念で、少し不安だった。
新生活は、私と私の母と妹の3人でスタートを切るのだが、私の妹は人生初めての引越しだった。彼女は『もう2度と引越しなんかしない。』と不可能な事を駄弁っていた。私からするとこの暑さの中の引越しを体験しているのだから、もう今後の引越しは怖くないだろう。なんだが…。
そして、人生初の引越しをする人が近くにいたら、2つ目の私論。
『荷物の選別を一緒にしてあげてほしい。』
私の段ボールがムーニーマンの段ボール3つ分だと考えたら、私の妹の荷物はムーニーマンの段ボールが7つはあるというような状況だった。
段ボールの中には『絶対これもう1年は使ってないだろ…』というようなガラクタが山のように入っていた。
いらないだろうと言っても『いつか使える』と言って聞かないものもあった。彼女からすると家にあるもの一つ一つが全て意味を成していて、それが新しい家でないというのは心底不安なのだろう。(例えそれが4年間その場を動いていないものだとしても)
だから、ものの選別は一緒にしてあげたほうがいい。新家に行って段ボールの山をなし崩していくのは、段ボールを積み上げていくより大変なことだからだ。実際妹の地獄はここからだと私は思っている。
以上の2つは今後引越しをするにおいて、考慮していこうと感じている。ものを選別するのは最悪聞く耳を持ってもらえないにしても、ダンボールで指を切りやすい冬の方が夏よりいくらか引越し向きである。
今回3回目の引越しは、今までのどの引越しよりも多くの人に助けられた。叔父叔母を始めとする親戚一同には心からの感謝だ。春から社会人だからこそ、たくさんの感謝を忘れずに、多くの恩返しができるように、そして私のたくさんの活躍を見てもらえるように頑張りたい。
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