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心地よい場所を探して

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ナシゴレンと炒飯、そしてFried Rice

あいちトリエンナーレ2019「情の時代」 特に印象に残った作品をいくつか. 永田康祐「Translation Zone」 レヴィ=ストロースの料理構造論(料理の三角形)を導入として、料理を題材に「辞書的意味と実際の用法の関係」から、「由来に関する時間性」に触れ、気が付けば2019年6月に起きた「google翻訳の異変」(so sad to see hong kong become chinaが很高兴看到香港成为中国(香港が中国の一部になるのはとても嬉しい)と表示された)

    • Positano

      イタリア、アマルフィ海岸の西端にある小さな町、ポジターノ. 海に面して傾斜地が続き、そこに鮮やかな色の建物が貼りついている. 抽象的な柄の陶板を用いたテーブルが並び、彩りを町に与えている. 行くまでに時間はかかるが行く価値のある場所.

      • ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道

        瀬戸内海を見下ろす高台にある. 「ベラビスタ」はイタリア語で『美しい眺め』という意味だそう. 昔から造船業が盛んな地域で、現在もその面影を残す、通常のリゾート的な海の景色ではないのがまたおもしろい. テラスではヨガを楽しむ人の姿も. NAP設計のメインダイニングで海を見ながらゆっくりと食事ができる. 帰り際にリボンチャペルも見学させていただいた.

        • 江之浦測候所 小田原文化財団

          「もう一度人類意識の発生現場に立ち戻って、意識のよってたつ由来を反芻してみる事」 江之浦に広がる広大な蜜柑畑の中にある. 構想は杉本博司. 各施設は、美術品鑑賞の為のギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、門、待合棟などから構成される. 「順路」がなく、こっちにいったら何があるだろうと散策する楽しさ. 柵や手摺もほとんどない. 過保護な施設が多い中で、純粋にこの場所に集中できる. ゆっくりと流れる時間.

        ナシゴレンと炒飯、そしてFried Rice

          HAYAMA Funny house

          目の前は海. 吉村順三氏が設計した建物がリノベーションされ、フレンチ鉄板ダイニングを併設したアンティークヴィラとして生まれかわったもの. West,Southの二棟からなり、テラスを含めるとそれぞれ200㎡ほど. 最大5名まで宿泊可能で、テラスでバーベキューも楽しめる. 夕焼けを見ながらゆっくり過ごすのもいいなぁと.

          HAYAMA Funny house

          「LOG (ログ)– Lantern Onomichi Garden- 」

          広島、尾道、千光寺山の中腹にある昭和38年に建てられたアパートメントをスタジオ・ムンバイの設計によってリノベーションされた施設. 客室で全てを埋めてしまうのではなく、大きな余白を残しているところが一番の魅力. 高台にある立地を生かして尾道の風景が臨める. レストランでは、地元で採れた食材を中心としたシンプルながら工夫の凝らされた料理が頂ける. 各所出隅が緩やかにRを描き、優しい印象を建物全体に与えている. 客室は全6室. ここでもスタジオ・ムンバイ・アーキテクツの

          「LOG (ログ)– Lantern Onomichi Garden- 」

          四季十楽

          京都御所西という閑静な場所にある 築100年近い長屋10件をリノベーションした京町家ホテル レセプションからは赤で内装が統一された、ダイニングが見える 建築家の田根剛さんの設計 長屋ならではのヒューマンなスケールが心地いい 今回は「5号」という部屋に宿泊 2層の吹き抜けがあり、2階がベットルーム 他の部屋も後日案内いただいた. どの部屋も元の建物の構成を生かしたつくり.特に1号はキッチンも付いており複数人で泊まると楽しそう.

          四季十楽