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学ぶのが好きなあなたへ。「希少価値」の視点で学びを仕事につなげる

社会人になってから現在までに様々な分野の学びを深めてきましたが、まだまだ学びたいことだらけです。一生勉強し続けたとしても、世界のごく一部しか知らないで死んで行くんだろうな、と思います。

時間には限りがあるので、大切な時間を使って何を学んでいくかはかなり重要です。私が学ぶ内容を決めるうえで意識していることは「次の3つが重なりあう学びか?」という点です。

  1. 興味があること

  2. より良い未来につながっていると思えるもの

  3. 自分の希少価値を高められるもの

1の「興味があること」、2の「より良い未来につながっていると思えるもの」は、意識されている方も多いと思います。

ここに3の「自分の希少価値を高められるもの」という視点が重なると、学びが「仕事」につながりやすくなります。

希少価値を高める学びで「珍しい存在」へ

希少価値を高められる学びとは、いまの自分にプラス、またはかけ合わせることによって、自分が「珍しい存在」になれる学びのことです。

「興味があること」が大前提なので、少しでも興味がわいたものに対して「私がこれを学んだら、その先にどんな未来があるんだろう? そして、珍しい存在になれるだろうか?」と考えてみます。

今日は、私がこの視点に気づいた経緯、この視点から選んできた学びについてご紹介します。

キャリアの始まりはヨガインストラクター

遠い昔……2009年に(まだ20代前半だったよ…)ヨガインストラクターの資格を取得し2010年の約1年間、ヨガインストラクターとして活動していました。

ヨガのもっともメジャーな資格「RYT200」を東京で取得した私は、家庭の事情で地元倉敷に戻りヨガインストラクターとしての活動を始めました。

活動を始めて半年ほどで週7クラスを担当し、自分で営業したフリーペーパー以外でも掲載が決まるなど、活動は順調でした。

ですが、1点悩みを抱えていました。それは「ヨガを広めたい」と思っていた私にとって、レッスンに来てくれた目の前の人にしか伝えられないことが物足りなかったのです。「もっと多くの人にヨガを知ってほしいのに……」と考え始めていました。

今みたいにZoomもなく、FacebookやTwitterが出始めた時代の話。

ちょうどその頃、当時は珍しかったヨガメディアを運営する会社の社長さん(A社長)と出会い「ネットを通してヨガを伝える」ということに興味がわいてきていました。また、私が集客が順調だったことから他のインストラクターさんから集客方法を聞かれることも増えており、「ビジネスをもっと学びたい」とも思っていました。

ヨガを始めた人の多くは受講するだけでは足りず、「ヨガインストラクターになりたい」と思い、ヨガの資格を取得しインストラクターになります。そのためヨガインストラクターは急激に増えていき、私が資格をとった当時からインストラクターは飽和状態であり、資格に加えて知名度、経験値がないと、食べていけない状態でした。

RYT200を取得している人は地方には少なかったですが、エアロビ系のインストラクターの方が手軽にとれるヨガの資格を取得してレッスンをしているので、その人たちとの違いをPRできない限りレッスンをもたせてもらうのは難しかったのです。

ヨガインストラクターとしてこのままレッスン数を増やし、勉強をしつつステップアップしていく道もありました。ですが私は「ヨガをもっと多くの人に広められる可能性」にかけてみたくなったのです。

その後、A社長の会社に入社し、ヨガ業界の裏方として働くことを決めました。

そしてwebメディアの更新(ライティング、HTML、デザイン、写真の撮り方など全般)から始まり、人物やヨガスタジオのブランディングを猛勉強し経験を積んできました。

場所を変えたら突然希少価値が高くなった

ヨガもビジネスもどっちも好き。

気持ち優先での行動でしたが、裏方にまわったことで私の存在がとても希少価値が高くなったことに気づきました。

  • 当時ヨガインストラクターの資格を保持しつつ裏方として働いている人がほとんどいなかった

  • ヨガインストラクターさんは集客のためのビジネスやweb周りが苦手な人が多かった

「得意なことを別の場面に持ってくると希少価値が高まる。希少価値が高まればお金になる……」と意識するようになったのはこの頃からです。

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