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REVIVE2021、完結。

企業の成熟層(50歳以上)が、一歩踏み出した環境で新たな役割に気づく。成熟層向け異業種混合型社会課題解決プロジェクトREVIVEの2021年が完結した。

リアルな社会の課題に対して、企業の成熟層が研修として対峙する。安心安全な場であればこそ一歩踏み出しての学びがあるし、社会の課題に企業の力が生かせる可能性がある。一方、研修の意識では到達できないリアルな社会の課題のハードルの高さ。このギャップが今までになく如実にでた、REVIVEの2021年だった。

ケーススタディやある程度の確からしい答えがある課題ではなく、本当に答えを探しあぐねている答申先に当事者として寄り添い、研修を超えて本気で取り組まない限りは答えにたどり着けないことを改めてきづかされた。モヤモヤを乗り越えて、そこにたどり着いてくれた参加者の皆さんには敬意を表したい。

経験が豊富な成熟層である分、研修の当たり前から一歩踏み出しにくい。ここで立ち止まらず、どのように乗り越えていくマインドセットをしていくか。また答申先の期待値をどのように設定していくか。自分自身が学びの多い、REVIVE2021であった。

バブル世代やその前後のミドルシニアは、若い頃のまま元気いっぱいだろうか?一般論として元気がない成熟層も多いようにも見えるが、かといって会社は日本型雇用慣行の限界の中でスタックして、効果的な手は打ててはないように、私には見える。

人事か、本人か、それとも他の誰か。このそれぞれの想いだけではなんともできないもどかしさも感じている。ニーズがある限り、自分のできる’一歩踏み出した環境から新たな役割に気づく’場を作り続けて、日本社会のREVIVEに少しでも貢献したいとは思ってはいるが・・・。

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