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転職とは払拭のゲーム、シュートレンジは相手マスの不安にある

40代、初めての転職希望者さんから急ぎのTEL。

気になっていた企業へレジュメを提出したところ、面接することに。
ただ、先方の面接希望日が出張と被るとのこと。

キャリアコンサルタントが提案!

こんなことを提案しました。

1.正直に伝える。
※ムリやりだと不足の事態に対応できず、信頼を落とすことも。

2.確実な日程を3つ提示し、ご配慮いただけるかお願いしてみる。

3.入社できる日程を決めておく。
※面接日程が後になれば入社日も後ろ倒しになる可能性があるため、自分の仕事の状況把握をし、確認の際に備える。


実はこれら、企業側が内定を出すまでに応募者に不安を感じるポイントになります。それらを払拭していく対応がキモなんですね。

相手がどの段階で、どのような不安やリスクを感じるか。
それを推察して、確実につぶしていく。
※面倒くさがって雑になると後悔することも。

キャリアアピールも大切です。
しかし、それ以上に差が出るポイントでもあるんです。

営業やゲームに例えるとわかりやすいです。
モノポリーでも、相手の不安にこそ交渉のチャンスがありますよね。

企業が採用の何に悩んでいるか、リスクを感じているか。
それらを読み解き、一つ一つ払拭していく。それこそが、就職や転職活動では重要です。

なにせ転職希望者さん同様、採用する企業もまた不安なんです。
お互いの不安を払拭していく、その作業のなかに就職や転職活動の本質があるように思います。

いただいたサポートは若手のキャリア教育に使わせていただきます。