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1分読書メモ:「0から1」の発想術

勉強会の課題図書として手に取った本。
MBAを取得するための勉強を始めた今のタイミングで読めて本当によかったと感じる。

本書は、ビジネスリーダーとして押さえておくべき15の発想術とそれを説明するための多数のケースをまとめてくれている。
印象に強く残ったのは「アービトラージ」の項で、GEのウェルチ氏が「他社につぶされるくらいなら自社の事業部につぶされた方がましだ、自分の会社をつぶす方法を考えろ」と社員に命じたという話。
これは「自分はこの会社、この業界を知っているという固定観念から脱して外に足場を設け、新鮮な目で見つめなおすことでしか、新しいアイデアは生まれない」というメッセージである。

他にも参考になった発想術はたくさんあったが、本書でも繰り返し注意されていた通り、いずれも繰り返し使っていくことでしか磨かれないものなので、しっかりと自身の現場に転用して実践的な問題解決能力身に付けていきたい。

【15の発想術】
■SDF(戦略的自由度)
■アービトラージ
■ニュー・コンビネーション
■固定費に対する貢献
■デジタル大陸時代の発想
■早送りの発想
■空いているものを有効利用する発想
■中間地点の発想
■RTOCS(他人の立場に立つ発想)
■すべてが意味することは何か?
■構想
■感情移入
■どんぶりとセグメンテーション
■時間軸をずらす
■横展開

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