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1分読書メモ:チーズはどこへ消えた?

2匹のネズミと2人の小人のチーズ(手に入れた幸せ)をめぐる物語。
初版は1998年と20年強昔だが、アップルやIBMなどのトップ企業が次々と社員教育で採用しているいう。

わずか100ページ足らずと短いが
「変化に恐れるのではなく、変化を受入れ求めていくことがいかに重要か」
というメッセージが、その短い物語の中につまっている。

無くなったチーズを悔やんでいつまでも同じところに居座るのか、失ったものではなく手に入るものの事を考え続けて新たなチーズを探しに行くのか。
外から見ていれば「そりゃ新たなチーズを探しに行く方が良いだろう」というかも知れないが、当事者になってみると「そこに居座ること」を選んで、結果何も変わらなかったことが今まで何回あっただろうか。

本書の物語でも「そこに居座った人」の下には当然チーズは帰ってこず、「新たなチーズを探しに行った人」は苦難の先で欲しいものを手に入れていた。

変化は恐れるものでなく、楽しむべきものだということがよく分かる良書。

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