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Twitter、好きor嫌い?

「Twitterは好き?嫌い?」

現在、私は好きです。
沢山の情報が溢れてて、娯楽として楽しいSNSだと思っています。

でも、私にもTwitterが嫌いだった時期がありました。

私がTwitterを始めたのが2015年、ちょうど5年前でした。

高校生の時にスマートフォンが流行り始めて、少し遅れて私は大学生になると同時に購入しました。

Twitterはもともと、パソコンが主流でした。
それがスマホのアプリが出来て、手元で手軽に触れられるようになりました。

若い学生たちは、普段今まで使ってた世代に割り込む形でユーザーが爆発的に増えたんじゃないかなと思います。

なんせ、パソコンや携帯に詳しくない私でもインストールしたくらいですからね…。

自分の感じた感情を文章に書き表わすのが趣味だった私は(だいぶきもいな)、Twitterは格好の場でした。

ネットの怖さを知ったのは、1年後でした。

Twitterに便乗したトークアプリ「ツイキャス」というものがあります。

今はどうなってるかわかりませんが、当時は出会いを求める人が多く存在していました。

「ツイキャス」を簡単に紹介すると、
誰でも自分で配信してコメントを残せるトークアプリで、Twitterと連携できます。歌い手の方もここ出身の人がいたりします。

それがどうしたのか、と言いますと。
私はそれでTwitterのフォロワーを増やしたんですよね。
夜中までフォロワーとお喋りして、Twitterで絡んで。
そんな日常を大学1年生で送っていました。

かなり幼いなと自分でも思います。
友だちが少なかったし、何かしら刺激を求めたのも事実です。
現実で上手くいかなくなったりして、逃げ込む場がTwitterもとい「ツイキャス」でした。

実際に会った人もいます。リア凸です。
リア凸って言葉ももう、死語なのかもしれないですが…。

カレー屋を営むお兄さん(カレーおいしかった)
やたらマウントとってくるお姉さん(最後まで掴めない人だった)

この頃から、危ない人とTwitter上で接することが多くなりました。

"自称"12人格の女の子はDMでやり取りしていましたが本当に怖かったし、トラック運転手のおじちゃんは、Twitterで知り合った未成年と逃避行してるし、それを追っかける30代のお兄さんもいたし…。

「私のこと、おねえちゃんって呼んで」

って強要する人もいました…。


ネタには尽きないけれど、一歩間違えば何か事件に巻き込まれてもおかしくない状況になりました。

そうして、私生活も乱れていき私はいつの間にか憔悴していました。

大学にもいかなくなり、沢山の迷惑を家族にかけました。

大学2年の時、スマホを取り上げてくれた両親には感謝しかありません。
手元にスマホがなくなって、私は少しだけ"現実"と向き合うことができました。

「ネットの怖さ」をリアルに実感したのは、一度離れたタイミングです。
それまでは口癖のように

「スマホは悪くない!」

と豪語してましたからね…。

一度離れて、数か月後取り戻したスマホは"ただの箱"に見えました。
情報詰まった箱。
私はこんなものに振り回されていたのかと。

数年が経ち、私は就職しました。
皮肉にも、会社ではSNSも担当しています。

Twitterは自由な発言場所でもあり、出会いの場でもあります。
それは今でもそう。
私が沼に嵌っていた頃と変わらないと思います。

趣味が合う人で繋がったり、サッカーの好きな選手で盛り上がったり、もちろんそれ以外も。

一度嫌いになったものを好きになるのは難しいことです。
でも、私は選ぶ選択肢を変えることでもう一度好きになりました。

Twitterって人生みたいに、選択する方向で「見せてくれるもの」が違うと私は思います。

顔が見えないことで自分をさらけ出す人もいるし、今ある自分を魅せる人もいる。

私が繋がるのはどっちだろう。

そう考えれば、自ずと答えが見えてきます。

Twitterの向こう側にいるその人、あなたに見えていますか?
無理に広く、繋がる必要なんてないです。

あなたにTwitterの奥側を魅せてくれる人だけで。
あなたのTwitterアカウントは幸せなものになると思います。

そうして私のフォロワーは、46人になりました笑。

あなたの生活のプラスになりますように…。