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東京オリンピック前に私が言いたいこと言ってみた

日本人にはおもてなしの精神がある。

そう言われます。

東京オリンピックを招致すると決まった時、話題に上がりました。

さて、東京オリンピックが来年に迫った今。
もう一度問います。


本当に、「おもてなし」はありますか?



私たちの住む日本には数多くのお店があります。
ほとんどのお店は、日本のおもてなし精神が息づいています。


おしぼりを出してくれる飲食店。
お水はタダで出てきます。

洋服を買おうと思えば、親切に似合う色を教えてくれたりします。

客を「お客様」と呼びます。


行き過ぎたものはあるものの、これらは全て日本にしかないものです。
だからこそ、誇れるものでもあると思います。


さて、ここで視点を変えてみましょう。
それ以外の方々にスポットを当てます。


お店で買い物をしている人。
飲み食いしてる人。
サッカーをスタジアムに見に行く人。


つまり、「働いている人以外」の人
仕事をしていない、普段の私たちを振り返ります。


例えば、飲食店に行く時。
食べ物を大量に残す人。
最近は、Instagramのために写真だけ撮って食べない人もいるそうです。
ニュースでも取り上げられていました。

これって果たしておもてなし精神ですか?


例えば、コンビニやスーパーで買い物をする時。
イヤホンやヘッドホンを付けながらレジへ持っていく人。電話しながらお会計をする人。
店員さんの親切な対応に、耳を傾けていますか?


この姿に良い悪いもありません。
ただ、おもてなしという面では決して良いとは言えないのでは無いでしょうか?


渋谷の裏通り。
道端に大量に捨てられたタピオカの容器。
タバコの吸殻。


これはルール違反です。

果たしてここは、おもてなしを自慢としてオリンピックを開く都市なのでしょうか?



日本に住んでいない全ての人達は、私たち一人ひとりを「日本人」だと思うでしょう。


見られているのは、「働いている人」だけではありません。


「国が勝手にやったことだろ?」


そう思う方もいらっしゃると思います。
でも、改めて考えてください。


国を動かす政治家を決めるのは、紛れもない「私たち」です。


私たちが選んだ方々が、「オリンピックしようぜ」と言っています。

さらに言えば、政治家たちは選挙する時に「制約」を出します。

これは、「当選したら○○をやるよ」と約束をするものです。


その中に、「東京オリンピック」って入ってたのご存知なはずです。


私たちは選ぶ責任を負っています。
政治家たちは選ばれた際、制約を実行する責任を負っています。


このことを踏まえた上で、もう一度考えて欲しいのです。



私たちは、
来年おもてなしをする準備が
出来ていますか?

あなたの生活のプラスになりますように…。