アメリカ映画の強さ 『将軍の娘 エリザベス・キャンベル』 1999.11.07矢部明洋
アメリカ映画らしく娯楽作品の定石を押えていて、1800円はきっちりと楽しませてくれる。
数年前、話題になったミステリーが原作だけあって、ストーリーには謎とエピソードがたっぷり盛り込まれている。したがって、脚本段階での刈り込み作業と、俳優陣による作品世界の肉付けに映画としての成否がかかっていた。
俳優陣は好演ぞろいだったが、やはり主役のトラボルタが作品を背負って立つ魅力を発揮した。
“チャーミング”という形容が今、一番似合うのがトラボルタだろう。
今回演じたのは軍隊内