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読書 「川ガキ」 村山 嘉昭(写/文) 飛鳥新社  川の美しさ、楽しさと危険を知るために遊ぶ 

1 本書
川で遊ぶ子供たちのフォトエッセイです。子供たちの笑顔、一緒に心から笑わないと撮れないです。子供たちの秘密の遊びスポット、一緒に遊ばないと撮らせてもらえないです。レンズが曇ってない、レンズに水滴がついていない。子供達と遊びつつ、自分の仕事をちゃくちゃくとこなす村山さんでないと作れない作品です。

2 本書に関して
2013年6月にペンタックスフォーラム(東京新宿、今はない)で開催された写真展を見て、買い求めたのだと思います。10年以上前のことで、記憶は定かでなく、ネットで調べました。この写真展、大人気で、この後に日本全国で開催されいます。地方で見られた方もあるかもしれません。

3 川の美しさ、楽しさと危険を知るために遊ぶ
私も、川ガキでした。育った大阪郊外の川は、護岸がコンクリだった上に臭くて、悪く言うと、どぶ川。それでもフナ、ドジョウ、オイカワ、ため池から逃げたライギョなどがいて、捕ったり、釣ったり。楽しくて、年中そこで遊んでいました。危険も多少あり、遊ぶと全身が臭くなるので、親は内心、やめて欲しかったのでしょうが、遊ばせてくれました。
山登り(沢登り)を楽しむマインドと、自然を見る視点は、この頃に養われました。
川での遊びは危険と、決めつけて、子供達を川から遠ざけるべきでないです。水の美しさ、楽しさと、対局にある危険、両方を子供の頃に体で覚えるべきです。近所を流れる野川は、東京都の川と思えない澄んだ水質で、子供だけでなく、たくさんの家族が遊んでいます。どんどん、遊んで欲しいです。

写真1 本書の表紙(著者撮影)


写真2 野川(東京都三鷹市辺り)
家族で遊ぶにいい場所です


写真3 野川(東京都三鷹市辺り)
東京にも川ガキはいます!!

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