吉野町「椛（もみじ）」で「かたロースかつ」@1500。使用する豚肩肉は林SPFポーク220g。出てきた「かたロースかつ」はとても分厚い。断面を見ると、その中央に肉汁が溢れ出ている。それをやや辛めのソースか塩で食べる。塩は「モンゴル秘境の甘い岩塩」「インカ天日塩」「ヒマラヤピンクソルト」の３種が卓上に用意されている。それぞれの調味料を使い分けて、いつものようにたっぷりと洋芥子を塗って食べる。下駄ほどの厚さがあるので、食感はワイルド。しかしその口触りは弾力のある柔らかさ。ご飯と味噌汁と高菜との定食。全部で食べたら、しっかり満腹。
　ここに来る前から知人に「蒲田の丸一を上回る」と聞いていた。オーダー内容が違っていたので、単純に比較はできないが、全く違った印象を受けたことはたしか。丸一はパーフェクト、椛は野生的で、いずれも甲乙つけ難い。お会計の時に「ご夫婦でやられているのですか？」と訊いたら「いえ息子とです」。いやあ女将お若い。
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