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遅まきながらジャニーズ談義

遅まきながらジャニーズ談義。それにしても4時間半の記者会見。よくぞ耐えたり針の筵。3人とも黙認はしていたとしても、主犯従犯ではなく、尻拭いの役割にお気の毒だった。


 今回の騒ぎで「マスコミの忖度」って批判が出るけれど、実態はそんなものじゃない。忖度どころか、みんなが懸命に尻尾を振っていた。自分はジャニーズ案件に2回関わった。ある映画の製作委員会に出席していたときに、ジャニーズの有力者が遅れて車で到着。その場にいた30人のうち25人くらいが、ガバッと立って玄関に走ってお出迎え。製作委員会ど素人の自分は唖然茫然。親会社の子会社である映画制作会社に、映画化企画を持ち込んでも、いつも冷笑されていた。しかしジャニーズが主演する映画の原作漫画を出していたら、映画制作会社の方から「なんとかならないか」と出資を頼み込んできた(タイミングが遅過ぎて無理だった)。儲かるとなると、みんな手のひら返しである。
 ジャニーズはネットに画像禁止とか、前時代的な施策も理解に苦しむ方針だった。映画の主演者の画像が、映画の公式HPに出ていない。新聞とか紙ならOKなのに。みんな内心ではバカバカしいと思いつつ、誰も逆らわなかった。今回の会見を経て、マスコミの追及だけでなく、企業スポンサーもこぞって契約打ち切りへ動いている。ある方の弁によれば「成人に対するセクハラや枕営業の強制と、数百人以上の子どもに対する強姦は手榴弾と核兵器くらい違う」。まったく英国🇬🇧BBCのおっしゃる通り。しかし現実は自分も含めて、かくの如しである。


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