銀座「そばきりや山形田」で「蔵王冷やし地鶏そば」@960。「秘密のケンミンSHOW極」で観たので来たミーハーぶりである。テレビの影響か、お店に着いたのが1時半だったのに満席行列。『山形では「鶏そば」と言わず「肉そば」と呼ぶのでは？』、『肉そばは蔵王よりも河北町谷地が本場では？』と疑義を呈したくなるが専門家でもないので我慢。前置きはともかく、山形名物「板そば」ならではの硬く太い田舎打ちの蕎麦。強烈な歯応えの喜び。「肉そば」の鶏肉は年老いた鶏を使う。噛みしめないと噛み切れない硬い肉。年老いた鶏でないと出汁が出ない。日本蕎麦の形状をしていながら、スープは鶏出汁で中華スープのような味わい。初めて現地で食べた時は、ちょっとしたカルチャーショックだった。
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