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ある夏の夜の出来事(最終回)


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昨日は仕方が無いとは故、不味い物を食べてしまったわ。
私の名前はレミー。
私は妖怪族の一人でもあるの
私は人間の男のみを食し、エネルギーにしているのよ。

特に女を粗末にする男は許せない思いなのよ。
でも、その様な男は不味いのよ。

女の人を大事に想い、畏敬の念で女性に接する男の味は上品で
美味しく、エネルギーを吸収した後も、満足感は最高なのよ。
最近、私 その事を知ったのよ。
ある男を吸収してからね。

私は人間界に行くと、どの様な女性でも変身できるの。
獲物として狙った男の理想の女性として変身出来るの。

この前バーで会った男は狙っていた男では無かったの。
偶然会った男なの。あの日は、骨休めにお酒を飲みに行ったのよ。
飲んでも、何も栄養にはならないけど、ちょっと嫌な事があったから、飲みに行ったのよ。
男から積極的に声を掛けられて迷惑していたのだけれど
話だけは合わせておいたの。
でも、あの男は女性の敵ね。許せないの!

昨日、あの男に出会ったのは偶然では無いのよ。
あの男を狙って会ったの。
あの男は女性の敵のだから、放任は出来ないのよ。

案の定、男は私を強引にホテルに連れ込んだわ。

私は、女性の味方妖怪レミーよ。
女性の皆さん宜しくお願いしますね。
人間界では、私の事を猛烈熱女と呼んでいるみたい。

ダサい名前だわ。

嫌になっちゃう!



追伸 この続編が(新)三つ子の魂百までも があります。
下にURLが貼り付けてありますので、そちらから入って行けます。

https://note.com/yagami12345/n/n0fb1b320e961

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