サリン事件についての考察


「土谷正実 サリンを作った男 」と言う

ドラマを最近hulu で観ました。

オウムの犯罪、オウムによるサリン事件。
その、サリンを作った男のドラマです。
そのサリン事件も若い人達には、余り知られていないかも知れません。
しかし、絶対に風化させてはいけない事件です。

人が、人を簡単に殺す。何の罪の意識も無く。
地下鉄の電車の中で、猛毒のサリンをばら撒き多くの人を殺し、多くの人達に後遺症を負わせた事件。

首謀者の麻原は逮捕され死刑、その事件に関わった人達も、死刑となり執行された。

オウムの人達は、麻原の教えに洗脳されたと言えるでしょう。
何が正しく、何が間違っているかも解らない、人を殺しても、それが麻原の教えにかなっているのであれば、正義と信じ込んでしまう。

本当に恐ろしい事である。

では宗教とは何か?
人間が本当に幸福になるための思想であり、哲学と大きく違うのは
信じる対象物が有ると言う事であり、信じる所から始まっている。
その信じる対象が間違っていたならば、オウムの様な悲劇は起こる。

愚かとしか言えない。
高学歴の人達が、しかも科学者の人達が、超能力を身につけることが、自身の幸福と錯覚し、宗教家でも無い麻原の教えを信じ、
冷静さを無くし、親や友人の言葉も聞かずに事件に関わり、裁かれる。

そして後年、自身の冷静さを取り戻して、
反省、後悔をして死刑を執行される。本当に悲しくもあり、愚かな事でもあり、腹立たし事でもある。

宗教の最も大事な事は、一切の衆生が平等であり、一切の衆生の幸福を説く教えでなければならない。
決して差別を作ってはいけないものである。
有るもだけを特別扱いし、その者に平伏、従事する様な教えは間違っていると、知るべきで有る。
では、その様な宗教があるのかについては、ここでは書きません。





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