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#296 地方移住の注意点 【人口規模はどれくらい?】

こんんちは
ヤギです

地方移住してみたい!という方に現実をお伝えしようかなと思います。
ここでいう地方移住とは人口が約3万人以下とします。

石川県輪島市
福井県あわら市
栃木県那須烏山市
広島県竹原市
熊本県水俣市

このあたりが人口が3万−2.5万人付近の市になります。

ではこの規模の市もしくはさらに人口の少ない村などに住む際に注意すべきポイントをまとめていきます。

  1. 人口

  2. インフラ

  3. 自然災害

この3つが大事なポイントになってきます。
まずは人口からです。

1.現在の人口そして将来の人口は?

現在の人口が多くても、将来の人口予想をみてみるとがくんと減っているなどのことはよくあります。

○○市 人口予測

と検索してもらうと大体市役所で公表されています。
こんな感じで↓

御殿場市

先日調べていた御殿場市です。自衛隊家族などが住んでいるもののやはり人口減は徐々に進んでいるようですね。

人口が減少していくとインフラやサービスに影響してきます。ここ最近でも産婦人科での医師不足などのニュースが報道がされています。

今後この流れはさらに拡大していくと思われるためもし移住をするなら人口減が弱い、無い、増えているところを選んだほうが無難です。人口がどんどん減っていく中で市区町村のサービス維持についてはしっかりと考える必要があります。

教育や福祉にも同様のことが言えます。将来的な目線も忘れないようにしましょう。

人口には勝てない

商売をするにしても路面店で東京と田舎どっちがものが売れやすいかといえば東京です。もちろん田舎ならではの取り組みをして都心部からお客さんが押し寄せるお店もあるのは事実です。

商売をやるにしても、教育などもそうですし生活もやはり人口がある程度ある方がいいに越したことは有りませんからね。

田舎暮らし、田舎での起業を検討する際には今の人口、そして今後の人口はどう変化していくのか調べておきましょう。

2.社会インフラ、生活インフラ、通信インフラ

インフラとは導線みたいなイメージです。これらのインフラが田舎では整っていますか?という問題があります。今回は3つにわけて考えていきます。

社会インフラ:道路、鉄道、上下水道、電柱など
生活インフラ:学校、公園、福祉施設など
通信インフラ:ネット環境、通信関係など

まとめるとこんなイメージです。田舎でこれらが満足するエリアというのはそう多くはないでしょう。

交通アクセスを優先しよう

できれば高速のインターの近くであったり駅の近くの方が後々便利になります。特に子どもの学校の送迎などがかなり大変になってきます。もしお子さんも一緒であれば通学への距離も想定しましょう。

車を持たないという選択

ぶっちゃけ厳しいと思います。しかし、もう少し大きめの都市なら問題有りません。あったほうが楽かもしれませんが、運転があまり好きじゃないという方もいると思います。その場合は駅チカ(駅も大きめのところ)にすれば問題なく生活できるでしょう。

ネット環境は改善傾向

ここ数年でかなりネット環境は改善されてきた気がします。またイーロン・マスク仕掛けている、衛星インターネットサービスStarlink」これがあれば田舎でも山奥でも問題有りません。僕も次の家(古民家)では通信次第でスターリンクを導入したいです。

結局今はパソコンが有れば仕事ができるケースも増えてきました。なので通信インフラは必須の条件ですよね。光でも工事があったりとめんどくな手続きも多くありますからね。

3.いつ起こるかわからない自然災害 / 気候変動

台風、大雨、大雪、地震、土砂崩れ…日本中どこにいても何かしらの災害に遭う可能性は0ではありません。誰でも被災する可能性があります。

田舎の場合、インフラの寸断などが都心部よりも起こりやすいです。能登地震でもそうでしたが、交通の大動脈が麻痺してしまうと救助すらいけない状況になってしまいます。

橋が崩れた、道路が液状化している、大雪で立ち往生している…などなどそうなった場合やはり田舎の方が立地的にも不利です。そのための対策を普段からしておく必要があります。

災害への対策は必須

最低でも2,3日分の食料などの防災グッズは準備しておきましょう。大きめな旅行用のリュックがあるのでその中に水とか食料とか防災グッズと入れて玄関に置いています。

ま、それは日本どこでも同じことが言えますので防災対策は忘れないようにしましょう。

ただ、田舎の方が救助は確実に遅いです。都心部は近くに何でもあり避難施設も充実しているかも知れませんが、田舎だとそうは行きません。自分の身を自分で守れるくらいの準備はしておくに越したことはないでしょう。

地方移住の注意点ーまとめー

  1. 人口

  2. インフラ

  3. 自然災害

これらの注意しましょう。
教育、福祉や公共のサービスなど人口に依存する部分は多くあります。また社会インフラであったり、生活インフラ、通信インフラについても短期だけではなく長期的な目線が重要です。

そしていつ起こるかわからない災害への備え。

最低でもこのあたりを移住する前に抑えておきましょう。

地方移住したらやるべきことについてはこちらの記事で解説しています。併せて読んでみてください。

以上です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました
次回もお楽しみに
ではまた

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