雑記「さようなら、ランス」

!注意!
エロゲーの話題なので苦手な人は注意してください!
あとランスシリーズのネタバレもあるので気を付けて!


三連休を使って、ランス10を終わらせた。本作の発売は確か今年の2月だ。半年以上かかってしまったがついにエンディングを見ることができた。
これまでに一部エンディングを見ていて、今日ついに二部エンディングを見た。ランスは人類をまとめあげ魔人ケイブリスを倒した。だが唐突にシィルが死亡してしまい、魔王ランスが誕生して、世界は再びめちゃくちゃになった。十数年の時を経てランスの子供たちが魔王ランスに立ち向かう話を楽しんだ。子供たちの活躍によって最後はランスが元に戻り、自分の子供と対面するシーンがあったが、もう大爆笑だった。シィルが復活して、サテラがさみしかったと泣きつくシーンでもう駄目だった。泣ける。

ランスが子供たちに囲まれ、戸惑いながらもがははと笑う様は見ていて本当に嬉しかった。シィルがランスの隣にいるのを見て、物語の大団円を見ることが出来て、本当によかった。
たくさんのヒロインたちが母になり、小さかった子供たちが大きくたくましくなり、そして最後に年老いてベッドに横たわるランスを見た。彼の側には最後までシィルがいた。ランスは最後までランスだった。

終わった。終わってしまったのだ。

私が最初にやったランスシリーズは「戦国ランス」だ。正直ゲーム自体は苦手だったが、絵がエロくて好みで、ランスの無茶苦茶ぶりに惹き付けられ、彼の暮らす世界に魅了された。まるで子供の落書きのような馬鹿馬鹿しい世界なのに、締まるところはびしっとしていて、新鮮だったのを覚えている。魔王や魔人、勇者、才能限界の仕組み、とても面白かった。まあゲームそのもは苦手なので、攻略サイトを見まくったのだが。

その後のランス・クエストやランス9もプレイした。毎回ゲームシステムががらりと変わって面白かった。ランスの冒険を時に笑い、時にはらはらしながら見守った。

ランスは乱暴で、自己中心的で、美女と見れば襲い掛かり、邪魔な男はすぐに殺してしまうような最低なやつだ。だがまあ最低限の良識(本当に最低限!)は持っているし、何より生き抜くための実力があり、美女を抱くためならどんな困難にぶつかっても最後は乗り越える男だ。子供のように笑い、好きなものを好きと言い、嫌いなものを切って捨てる痛快なランスに、私はあこがれている。

さみしいなぁ。ランスの、がはは笑いがもう聞けなくなると思うと、本当にさみしい。




そして気づいた。ランス10に夢中になりすぎていて、昨日noteを更新するのを忘れていた。連続更新30日超えていたのに……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?