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人生を変えた音楽との出会い

やぎもとです。
会社の若い子に最近どんな音楽流行ってんの?と聞いたところ
音楽自体流行ってないとの答えだったので、そんな事はないだろう。と思いつつ今回は好きなアーティストについて当時を思い出しながら熱く書いていきます。
仕事に役立つとかそういう類の内容ではなく、ただひたすら自分の趣味の領域の話です。

高校入学を期にバンドを組み、ミュージシャンを夢見てた時期もありました。懐かしい。


【the band apart】
深夜のテレビ番組【HANGOUT】で初めて見た・聞いた記憶がある。
2002年発売のディズニートリビュートアルバムの中の【星に願いを】

当時自分の周りではハイスタをはじめとする所謂メロコア・パンクロック等のバンドが流行っていて自身のバンドでもそれを真似た曲をひたすた作っていた気がします。

そんな中でのこの曲。
クリーンなカッティングギターとリズムアンサンブル。歪んだギターとスピード感あるビートがバンドサウンドだ!と思っていた自分には衝撃的だった。

こんな音楽あるんだ、お洒落でなんかカッコいい!語彙力の無さは申し訳ないが、とりあえず今までの音楽感を覆す出会いだった。
それからはギターマガジンやベースマガジンを読み漁り、彼らのルーツとなったジャンル・アーティストを聞きまくる日々になる。

その頃から、歪のギターサウンドより乾いたクリーンな音が好みになり、ベースの演奏スタイルもピック弾きからスラップ・指弾きが多くなっていった様な。
ギターと言えば「レスポールタイプ」だったのに、モズライト・テレキャス・ストラト・ジャズマスターなどを好きになったのもこの頃。
ベースも初めてミュージックマンのスティングレイのシルエットを見て「これだ!」と思い、バイトして買いましたね。

個人的にはライブでのベース原さんのMCが好き。ベースプレイ時とは違い、独特な風貌から発せられる言葉はやはり独特で原ワールドの虜になる人は多いと思います。
とりあえず聞いてくれ。



【ACIDMAN】
当時のバイト先の有線で「赤橙」という曲が流れていて一瞬で好きになった。
休みの日にCDショップを巡り、探し周った覚えがある。

最近ではストリングス等も入ってる曲もあるけど、当時はスリーピースで出来る事に拘っていたようにも感じる。
どっちがいいとかではなく、今も昔もずっと良い。

ACIDMANの何が一番良いかというと「バンドとしてのカッコよさ」がある。
哲学的な歌詞や幅広い曲はもちろんだけど、三人の個性が均等に発揮されている部分も良い。

CDのジャケット、ライブでの映像など所謂ロックバンドというよりアーティスト色が強く、見てカッコいいと素直に思える部分が随所にある。三人のシルエットはギター=ハット、ベース=キャップ、ドラム=ニットとなっており、どの時代の画像をみてもずっと一緒。帽子を被ってない時を探す方が難しくなるほど。
そんな面にも影響を受け、当然帽子好きになったよね。


個人的には飛行の様な最初からロックサウンド全開の曲よりも「今、透明か」の様な静かなイントロから入りサビで爆発するような曲が好み。

バンドアパート同様にディズニートリビュートにも参加していて、これもACIDMANサウンドになっていていまだに色あせない名曲になっている。




【永積タカシ】
SUPER BUTTER DOG/ハナレグミのボーカル。
バンドメンバーの家に遊びに行った際にSBDの「FUNKYウーロン茶」が流れていた。

当時は音楽といえば、パンク・ロック・メロコア!あとはテレビで見る売れている人達。という認識だったので、所謂ファンクサウンドを初めて経験した。
楽器・歌声・リズム全てを使って、まさに音を楽しんでいる様に感じた。うねる様なベースラインと土台となるドラム。その上でキーボードとギターが遊ぶ。
この曲に関しては歌詞もひたすら同じ言葉の繰り返し。

音楽、バンドのカッコよさを求めていた自分にとっては、音楽の「楽しさ」を改めて知る事ができたバンド。
もちろん「サヨナラCOLLAR」など聞かせる曲も多々あって、単純にファンキー!楽しい!だけのバンドではない。

「ハナレグミ」の曲の中で特に好きなのは「マドベーゼ」という曲。
ゆったりとしたテンポでスーッと入ってくる歌詞とメロディ。人との関わりをテーマにした歌詞なんだろうけど、聞いた後は人に優しくなれるそんな曲。
バンドサウンドにどっぷりハマっていた時期なので、ボーカリストの持つパワーに衝撃を受けたのを覚えている。
このあたりで初めて「はっぴいえんど」を知り、またしても衝撃を受けた。


好きなバンドはもっと沢山いるけど、まずはこの3組。
いまだに、当時好きだった音楽を聴いているのは思い出補正もあるんだと思います。
そのバンドのその曲を聴くと、記憶が蘇る。
音楽の楽しみ方は人それぞれで、歌詞に共感する人もいれば、見た目がかっこいい、かわいいで好きになる人もいる。
きっかけはなんでも良くて、楽しめていればそれでいいんだよね。

売れている曲を聴いては、「売線」「商業ポップス」なんて僻んでた時期もありましたが今は存分に音楽を楽しめている。
いつか子供とスタジオに入って一緒に演奏するのが目標。

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最後まで読んで頂き有難うございます。
youtubeも貼り付けようかと思いましたが、公式じゃないのもあったので
個人で検索してみてください。
好みは分かれるとおもうけど、間違いなくおススメです!!

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