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東京音頭が聞こえる。

今日は引きこもる日。
こういう日はいつも、寝れるだけ寝て少しだけ生産的なことをする。
本当はもっと寝ていたいのだけど、それをやってしまうとさすがに「休みに何もしていない」を自覚してしまい落ち込んだりするので、少しは起きていることにしている。

18時くらいまでうとうとしていると近くでお祭りが始まった。
お祭りといえば8月だと思っていたけれど、年々暑くなるし最近は9月にやることが多いのだろうか。
東京音頭が聞こえる。
私は生まれも育ちも東京であるが、東京音頭は踊れない。
小学校の運動会の時に、子どもも大人も盆踊りを踊る時間があったのだが、その時に習ったのは東京音頭ではなかった。
振りは今でも覚えてるけど、あの時の音頭はなんだったのかはわからない。
昨日も山車のことを初めて知ったし、お祭りは騒いで楽しめればいいというのが本質なんだなと感じる。特に子どもは。
お祭りの前では踊って騒げれば、知識なんて必要ないのだ。
今では踊って騒げない根暗な大人になってしまったので、あの時のお祭りで得た感情を知識で補完して懐かしむようになってしまった。
運動会で教わった以外で、唯一お祭りで踊れていた曲も調べた。
「炭坑節」という曲だった。「月が〜でたで〜た〜」というはじまりのやつ。福岡の民謡らしい。
始まりの歌詞が分かりやすいから子どもの頃これだけは覚えていた。
あの時芋掘るマネの振り付けだと思っていたものは、炭鉱を掘っていたらしい。
子ども時代、わからなかったこと答え合わせを大人になってするのは楽しい。ネットで検索するだけなので、情緒は薄い。

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