【イシューからはじめよ】2.3 ストーリーラインを組み立てる


イシューを分解し、そのサブイシューに個々の仮説が見えれば、自分が最終的に何を言わんとするのかが明確になる。

イシュー分析の次のステップは、分解したイシューに基づいてストーリーラインを組み立てることだ。

典型的なストーリーの流れは次のようなものだ。

  1. 必要な問題意識・前提となる知識の共有

  2. カギとなるイシュー・サブイシューの明確化

  3. それぞれのサブイシューについての検討結果

  4. それらを総合した意味合いの整理

ストーリーラインが必要となる理由は2つある。

第1に、単に分解されたイシューとサブイシューについての仮説だけでは論文やプレゼンにはならない。

第2に、ストーリーの流れによって、以後に必要となる分析の表現方法が変わってくることが多いためだ。

まだ分析も検証も完了していない時点で、「仮説がすべて正しいとすれば」という前提でストーリーをつくる。

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