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サブスリーに必要なこと

1番大切なことは、言葉だと感じました。

初マラソンからサブスリーまで、5年かかりました。

YouTubeをたくさん見ました。
5万円出して、個別レッスンも受けました。

でも、それらでは、フォームは全く身につきませんでした。

人は脳で世界を作り出しています。
同じものを見ても、違う色に見えたり、感じ方が違うのは、一人ひとりの脳が、細胞が違うからです。

その脳は、言語で考えます。なかなか言語以外で考えられません。
だから、言葉が大切です。

新たな言葉に出会うだけで、フォームもタイムもガラリと変わる可能性もあります。

この5年、通り過ぎていった言葉もたくさんあります。

私が出会った言葉で、サブスーリーに役立つと思う言葉を。

早く走るには、
1.体の中で、いかに上手にエネルギーを生み出せるか(エネルギー)
2.いかに、無駄なエネルギーを使わずに、進めるか(フォーム)


サブスリーにつながった言葉【1.エネルギー編】

  • 体が効率よくエネルギーを作れれば、同じキロ4でも楽に走れる。

  • トレーニングは、効率的なエネルギーシステムを作るために、体に刺激を入れるもの。そこを理解できるかどうかで、メニューの意味がガラリと変わる。

  • 睡眠不足等で疲れていたら、エネルギーを上手く作れないので、パフォーマンスが下がる。

  • せっかく体に刺激を入れても、休息で体に馴染ませられないと、無駄に。いくら練習しても遅くなるという、オーバートレーニング状態に。

  • 人間なんて99%みんな同じ。トレーニングの原理も、エリートも初心者も同じ。

  • 一度に走れないから、インターバルとして分割している。レースペースくらいでも、十分刺激になる → 早く走ることが全てと、がむしゃらに走って、苦しくて嫌になっていた自分が馬鹿らしく感じました。そこから、インターバルは、レースペース前後のペースで行うことが多くなりました。あのやる前の嫌さがかなり消えて、「よーし、今日はレースペースに体を慣らして、効率よくエネルギーを作れるようにするぞ!」と気軽に取り組めるようになりました。

サブスリーにつながった言葉【2.フォーム編】

  • 人は動くときに、どこかのバランスを崩す。バランスを崩さないと動けない。ランニングは、指一本で支えられるくらいの力で、バランスを進みたい方向に崩しながら進むということ。

  • 崩壊はエネルギーを生む。E=mc²。広島の原爆は、0.68gの質量欠損(1円玉の約70%)60kgの人間が上手に崩せれば、どれだけエネルギーを生み出せるのだろうか?と思えば、足で一生懸命地面を蹴るなんてことなんて、馬鹿らしく思えました。

  • 体が崩れたがる方向に、無理なく、自然に動かす。

  • マラソンは、いかに楽に、力を抜いて早く走るかを追求するスポーツ。サブスリー程度のちょこちょこ走りのスピードで、キプチョゲ先生や大迫選手のようなフォームを目指しても、無駄な力が入ってもたない

  • つまり、自分で考え感じ、自分の基礎を作ること。

  • 地面反発というワードは最近の流行りで、10年くらい前はほとんど聞かなかった。反発とかばかり意識していると、後半もたない → 「反発」は、厚底シューズのためのマーケティングワードではないかと、感じました。履いて体感できて、買いたくなるワードなので、見事です。


6年目の今日も、新たな言葉に出会いました。
今までやっていた練習が、とんでもなく非効率だと認識しました。
期分けの大切さが、ようやく理解できました。

言葉のおかげで、まだまだ伸びるかもしれません。
となると、まだまだランニングが楽しめます。良かったー 嬉しい\(^o^)/

同じ言葉でも、出会った時期で、捉え方が変わります。

常に新しいコンテンツを求め、情報収集しなくても、本を読み返したり、動画を見直したりすれば、きっと世界の見え方が変わると思います!