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「書く」ことが苦手だった私が、ライターの仕事に出会うまでの過程

あなたは、「書く」ことはお好きですか?

私は、幼いころから書くことが苦手。出来る限り文章を書きたくない!と避けて過ごしてきました。

そんな私も、noteに文章を綴るようになり、この4月よりライターの仕事に挑戦することに。

自分が思っている「苦手」の壁をどのように乗り越え、挑戦することにしたのか、過程を書き留めます。


家族や先生の評価を気にしていた子ども時代

思い返すと、「書く」ことへの苦手意識を持ち始めたのは、小学校低学年の時。宿題の読書感想文を書けなくて、家族から「こんな文章では伝わらない」と否定されたり、こうやって書くんだよ!と修正されたことが嫌で、どんどん苦手意識が広がっていました。

先生からも文章を褒められたり、クラスの代表になることがなかった私は、すっかり「自分は文章が苦手」と思い込み、出来る限り文章を書くような役割にならないよう、自分の得意なことをするように、書くことから避けた生活をしていました。

幼い頃に刷り込んだ自己認知は、そのまま大人になっても続き、「書くことが苦手」は大人になっても私の一部として残り続けていました。

文章を書くきっかけ

文章を書こうと思いはじめたのは、母親になり、仕事と育児の両立の壁に直面し、自分のキャリアチェンジを考え始めたタイミング。

育児と仕事の両立をもっと楽しく「crosstalk」のコミュニティをスタートさせるに当たり、告知文や開催報告など、「文章を書かなくてはならない」機会が増えました。

書きたいとは思わない
けど
書かないと伝わらない

コミュニティを運営するに当たり、「言語化」することの必要性があり、そして、コミュニティ運営は楽しかったこともあり、「告知・報告用」の文章もそれなりに書いても楽しいかも!?と思うように。

すると、一緒に企画をしていた仲間から、「やひちゃん文章上手だね」と言われて、びっくり。

10年以上、「自分は文章を書くのが苦手」と思い込んでいたので、とても驚いたと同時に、当初はその言葉を素直に受け止めることが出来なかったことを記憶しています。

書くことは楽しい、かも?!

書き始めたら、文章を書くことの楽しさに「少しずつ」気が付いた私。
特に、言語化することの「自由さ」「正解がない」ことに気付けたことで、文章を書くハードルが下がりました。

また、言語化することで、周囲に自分の想いや気持ち、活動を伝えられることに、楽しさを感じました。

言語化しないと伝わらない

とも感じました。

それでも、自分のために定期的に文章を書くことは、時間もかかるし、何を書いたら良いか分からない。。ということもあり、不定期に「書く」ことに触れる程度で、習慣化までは出来ずにいました。

ボランティアでライターへの挑戦

「ライター」という活動に最初に挑戦したのは、育休プチMBA®️で募集していた「ライター活動」に参加したこと。

有難いことに、私の文章を読みたいと推薦してくださる方がいたこと、フリーランスになりたてで、少しでも多くの方と接点を持ちたかったこともあり、挑戦を決めました。

参加してのまとめは下記リンクより。

書くこと、伝えることの「プロ」の方からフィードバックをもらったり、ライター仲間から文章のフィードバックをもらったり、とても豊かな経験をさせてもらいました。

この段階で、文章を書くことへの苦手意識はだいぶ薄れ、「多様な文章でOK、読み手にわかりやすい文章を書こう」と思えるようになっていました。

毎日noteへの挑戦

文章を書くことを、日々の生活の中に取り込めた、言語化する楽しさを心から感じるようになったのは、毎日noteの投稿を、約100日間続けたこと。

これも、仲間からの声かけがなかったら続けられなかったですし、(ほぼ)毎日noteに書くことを楽しめるよう、周囲を巻き込んだり、書き続けられる工夫をしたことで、言語化の楽しさ、自分へのメリットを実感した時間となりました。

この経験が、書くことへのハードルを、さらにググっと下げるものとなりました。

ライターへの挑戦

とは言え、ライターとしてお金をいただいて文章を書くことは考えていなかった私。ボランティアとして文章を書いたり、フリーランスの活動の1つとして毎日noteに挑戦したり、自分のペースで細々と言語化を続けていました。

そして今回、私がnoteを書いていること、voicyでの配信をしていることなどからお声がけいただき、「ライターに挑戦する」というお話をいただきました。

以前の私だったら、「文章を書くのは苦手なので。。」と断っていたと思うのですが、今回は挑戦することに。

私のセルフイメージより、周囲の方から見た「私が出来そうなこと」の方が、実は私らしいのではないか、という想いから、まずは挑戦してみようと決断しました。

ライター活動をすることで、私自身ももっと伝わる文章を書けるようにアップデートしていけたらと思いますし、さらに言語化を楽しめるよう、挑戦していきたいと思っています。

まとめ

自分が苦手だと思っていたことが、このような展開になるのは自分でもとても驚いているのですが、周囲からのサポートもあり、新しい挑戦が出来ることに感謝しています。

そして、改めて振り返ってみると、本当に小さな挑戦を日々重ねた先に、今回のライターのお話があることを感じます。文章を書くことへの苦手意識は持ちながらも、「言語化して伝える」ことへの興味を深めていったことで、小さいながらも少しずつ文章に触れ、言語化の楽しさに気付き、書き続ける習慣化に繋がっています。

小さな挑戦を積み重ねて良かった
いくつからでも、新しい挑戦は出来るものだ

と感じます。

母になり8年、キャリアのアップデートを続けていますが、さらに価値発揮出来る仕事の幅が広がることに、ワクワクしています。自分の可能性に蓋をせず、ワクワクする方向へ挑戦の幅を広げていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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