僕と妻はワーキングホリデービザで、今日から１年間のオーストラリア生活が始まる。だが、まだ入国もしてない出発の日、０日目にして、早速やらかした。

僕らは、千葉の房総の家から成田空港まで、友人の奥野さんに送ってもらえることになった。片道１時間を超える道のりだ。
友人といっても、奥野さんは10歳以上先輩だし、超かっこいい建築空間をつくる集団 colours の経営者で、僕の憧れるひとだ。

僕がちょうど家を引き払って出発をした一宮町にある、東京R不動産の馬場さんが手がける SUZUMINE をつくったのも colours だ。（僕も少しだけ住んでた者として関わらせてもらってる）
スズミネ ​Before & After 
https://www.beams-factory.com/suzumine
自分と「馬場さん」 X 「Elias Garden 清水さん」× 「建築集団海賊 高柳さん」の対談
http://ichinomiya-surftown.jp/session007/index.html
http://ichinomiya-surftown.jp/ambassador007/index.html

馬場さんレベルのすごいかたなので、実際に暇なはずがないのもかかわらず、僕らに時間をさいていただいた。その時点で感謝でしかない。

にもかかわらず、片付けが全然終わらず道中色んな場所よってもらったり、ゴミの片付けまでお願いしてしまった。本当に感謝しかない。

家具も引き取ってもらったので、途中で BOSO C BASE という colours がつくった場所に寄り荷物下ろし、トラックから車に乗り換えた。そして、16時には空港に着いた。

BOSO C BASE も超イケてるので後日紹介しよう
https://www.beams-factory.com/

飛行機出発は 20:25 だった。
時間は余裕があるので、少しメールでも返そうかなぁと思い、MacBook を取ろうとカバンに手を入れた。
その瞬間、冷や汗が出た。

MacBook がない。。終わった。。。

パスポートの次に、いや、なんならパスポートより大切な僕の商売道具なパートナーを忘れたのだ。

一瞬でどこにあるか想像がついた。トラックに乗り換えた時に座席に忘れたのだ。
大事にしようと、トラックの荷台はかわいそうだと思い、手で直接持っていたのに、それが仇となった。もはや、大切にしてるのか、してないのかわからない。いや、大切にしてるんだけど。

奥野さんにすぐ電話で BOSO C BASEにいる人に確認してもらったところ、想像を裏切らず、しかっりトラックにあることが確定してしまった。

すでにラッシュ時間になっていたので、往復はおよそ３時間。
チェックインの最終時間は 19:25 。なので、16:15 の今から戻っても、チェックインだと間に合わない。だから、チェックインをして奥野さんとBOSO C BASE に一緒に戻ってタクシーで来るしかないと考えた。

チェックインカウンターにダッシュで行くと、そこにはカウンターのオープン待ちのグループの10組以上の列が。。もはや、割り込みをするしかないと思い、一番前の人から事情説明して交渉していたところ、車で待っていた奥野さんから電話がきた。

奥野さんが MacBook 取りに帰ってくれると。. 

冒頭にも書いたが、奥野さんは暇じゃない。すでに言葉じゃ足りないくらい感謝してたのに、恩を返すどころか、速攻、追加で発注してしまった。

結局チェックインと、サーフボードを預けたら時間は 17時を超えてた。チェックインカウンターを開くの待ちながら、フライトキャンセルも考えてたが、実際に奥野さんに持ってきてもらわなかったら、間に合わなかったので本当にキャンセルするしかなかった。

そして、奥野さんから MacBook を受け取ったのは、19:45。
感謝の言葉もままならぬまま、走って保安検査所を抜けて搭乗したのはほんとギリギリだった。

そして、今飛行機でこのブログを書いている。

いつも人に助けられて生きているのは、実感してるつもりなんだけど、この件で改めて支えられて生きてるんだなぁと再認識した。
僕はこの恩を奥野さんには、もちろん、他の人にも恩をどんどん回していかないといけない。

行きの道中、トラベルとトラブルの語源の話をしていた。そして、出発直前にメッセージをもらった。

ちょっとだけ俺もトラベル=トラブルを楽しませてもらったよ！
これから、現地でも同じような事がきっと沢山あるよ。だから旅は人を成長させるんだと思うよ。
俺とのプロジェクトを成功させて、独り立ち、若しくは経営者になるなら、多少の事では動じない事は必須だからね。いっぱいトトラベル=トラブルしておいで。近いうちに会おう！乗れて良かった

なんとありがたい。気を楽にさせてくれた。
今日全ての行動と暖かいメッセージには、感謝はしつつ、僕は成長しないといけない。奥野さんは僕に投資しているのだ。

実は僕は一発逆転の奥野さんに恩返しをできるチャンスを持っている。

奥野さんが素敵なことは伝わったとは思うが、奥野さんのチーム colours のことも、カッコいい建築集団なので、改めて紹介していきたいし、僕のチャンスについても進展情報を公開できる範囲で伝えていこうと思う。

だから、僕と奥野さんを是非チェックして、チャンスを返す瞬間を見てほしい。

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