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スマホのない生活を体験する、2週間

スマホが故障した。画面をいくら触っても反応しない。あらゆる手段を使って再生を試みたが、いよいよ息絶えたようだ。

お店に持っていき、修理のために2週間ほどスマホを手放すことになった。手続きのとき、担当のスタッフに「修理の間、代替機を用意しますね。」と言われた。その時とっさにわたしは「替わりのスマホはいりません。」と答えていた。
するとスタッフは目を丸くして、「え!?いらないんですか?ほんとに?初めてですよ、そういう方」…。

そう、なんとなくスマホから離れてみるのもいいかも。と急に思いついたのだ。

そして、数日前からスマホを持たないアナログ生活が始まった。

幸いにもわたしは自分専用のパソコンを持っている。通信はGMAIL、メッセンジャー、インスタグラムから行うことができる。(ただし、Lineだけでつながっている人と連絡が途絶えた。ごめんなさい…)

ニュースや天気予報など日々の動向、SNSを通して仕入れていたお店や知りあいの動向も、ネット環境が整っていればパソコンでも可能だ。

スマホを時計やアラーム替わりにしていたが、なければないで大丈夫。時間に縛られていない感が心地よい。まあ、最近はアラームなしでも自然と4時か5時に目が覚めるのであまり問題ない。

Facebook投稿やブログの更新も、パソコンからできるし、写真撮影はデジカメを持つ習慣をつけるようになった。

なんだ、無ければ無いで、なんとかなる!

離れてみると、これまで自分がマルチデバイスのスマートフォンに頼りすぎていることに気がついた。そういえば、1日のうち、スマホに目を向けているのは一体何時間なのだろう?

手持ぶさたになったら「なんとなく」触っている。机に置いておくと、連絡がないか「つい」気になって触っている。「なんとなく」「つい」…。え、これって依存症に近くないか?

そんな依存症傾向の自分を感じていたから、思わずお店で代替機の提案を断ったのだろう。

マルチデバイスから離れてみた結果、こんな効果が見いだせた。
・替わりの手段を探すためにアタマを働かせる
・時間の使い方にメリハリができる。
・まわり(家族とか)と会話を楽しめるようになる。
・「返事が来ないなー」「急がないとなー」というセカセカしたストレスがたまらない。

そんなの無理だよ!連絡手段がなくなるなんて絶対無理!昔とは違うんだから!

気持ちはよくわかる。わたしも絶対無理って思っていたのだから。

もう1度言う。

無ければ無いで、なんとかなる。
「そうした状況」に置かれれば、人間は知恵を絞りだすのだから。


個人的にはこんな方にこそ、スマホ無生活を体験してもらいたい。
1)情報に振り回されてストレスが溜まってる
2)時間の使い方にメリハリをつけたい
3)最近運動不足、太りぎみかも?


強制的にデジタルから離れる時間を作り、替わりにアタマと身体を働かせてみよう。空いた場所には必ず何かが入ってくるのだから。

登山道3


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