さーて、お待たせしました天体深掘りも中盤です！
いよいよセーラージュピターいってみよう！！！

木星 Jupiter

公転周期　11.9年（約1年でひとつの星座を通過
年齢域　45歳～56歳
支配星座　射手座（魚座）

木星は、拡大と成功を司る天体。
関わる対象を増やし、広げ、守り、楽観的にさせてくれます。
本当の意味での高い精神性を持ち、他者に対しても寛容ですが、 増長しすぎると、努力ができない人になり、失敗を招くこともあります。

■象徴拡大
発展、幸運、保護、増やす、援助、寛大、陽気、成長、豊かさ、繁栄、富、善意、リラックス、信頼、財産、奔放、不用心、安易さ、保護者、外国人、内科医、教師、哲学者、銀行家、成功者、法律家、資本家、図書館、広い場所、銀行

■大きさ：地球の約１１倍（大きさ・質量ともに太陽系で最大）

■ギリシャ神話：全知全能の最高神・ゼウス

■ローマ神話：天空神ユーピテル（ジュピター）

■タロットカード：教皇、運命の輪、審判、世界

■曜日：木曜日

■数字：３

■色：青・紺・紫

■宝石：サファイヤ・トパーズ

■動物：馬・象・クジラ・イルカ・大型の動物

■肉体：血液・消化器官・肝臓

■品位
・居所（ディグニティ※）：射手座
・障害（デトリメント※）：双子座
・高揚（イグザルテーション※）：蟹座
・下降（フォール※）：山羊座

木星は、太陽系の中で、大きさ・質量ともに最大の天体。
品位については下記記事をご覧ください。

今まで深掘りしてきた、水星、金星、火星は個人天体と言ってダイレクトに個人に影響する天体だったけれど今回の木星からは社会天体と言って個人の持つ資質ではなく社会的に受ける影響だったり社会的立場を表してきます。

ただ木星の意味を考える上で、火星との関係は大切。
10天体の成長の段階として、月→水星→金星の流れを第一段階とした時に、その第一段階目で個人の内側に向かう意識の発達が促されます。
そして、第二段階目の太陽→火星→木星の流れの中で、人は個人的な自己の確立をベースに対外的な関係の中で自己を再構築していくフェーズ。

火星と木星とでは、意図が対照的でぶつかり合いそうだけど、もし火星が司る意識の発達が不十分だったら、木星による発展も低次元のレベルで止まる。
結果として、本来なら切磋琢磨し合ってお互いを高め合うような関係ではなく馴れ合って、妥協し合うような関係になってしまうのです。

あ〜〜〜難しくなってきたね？

いや、でもそうか。木星の拡大、発展、追い風の作用は火星の攻めのエネルギーがうまく使えてないと広がるものも広がらないってことだ。
木星がマイナスに働けば、堕落、贅沢、怠惰、ルーズ、過剰、キャパオーバーになるもんね。

ここで皆さんお気づきでしょうか。
つまり個人天体たちに比べて木星、土星は意識次第でコントロールしやすいってことなんです！

木星を表すのは全知全能の最高神、ゼウス

この絵画は妻であるヘラとのシーン。実はゼウス、かなりの浮気者で有名だったようで数々の女神たちと恋におちたとされてます。けしからん。←

でもこの「もっと、もっと」と次なる愛を求めてやまないところから「可能性を広げていこうとする態度」がゼウスには備わっていた。
最も大きな星である木星、輝きの強さ、守備範囲を広げていくことで神々の主として君臨したゼウス。こうしたところから「拡大と発展」を司る星として見ることになりました。

よく「12年に一度の好運期」なんて言葉を耳にしたことがあると思います。

これは木星が滞在してる星座のことを言うんだけど、木星は12年かけて12星座を一周するところから来てるんですね。
ひとつの星座に滞在するのが約1年。

だからその時に木星が滞在してると好運期って言われてます。
まあでもいいこと起こりまくるとかそういうんでもないのよね。

もちろん恩恵受ける人も居れば、もっともっもが作用しちゃって贅沢三昧…なんてこともあり得る。

木星の作用はこっちの望む、望まないはお構い無し！！！

仕事の縁や人脈が広がりまくってキャパオーバー…
それに伴って交際費が爆上がり…なんてことも…🤔

もういらない！って言っても優しい顔してどんどん与えてくれるのが木星さん。
どうやら飴と鞭みたいなものはない模様…笑

■ラッキーポイント
■恵まれているもの（事柄）
■拡大していくもの
■宝・財産
■社会的に発揮できる強み・才能
■社会的な可能性
■社会的に期待するもの（事柄）
■社会的に広げていこうとするもの（事柄）
■社会的モラル・倫理観
■宗教
■壮年の男性

ここら辺次の木星12星座キーワードで掘っていきたいと思います！

ではでは。

好運と発展、社会的天体－木星－

Yaco