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人事という仕事

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人事という仕事のなかで感じた、喜びやもどかしさ。個人と組織の両方に、片足ずつ乗せる人事という仕事。足並みが揃ったときの喜びと、揃わないときのもどかしさ。
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記事一覧

僕の仕事

今度の4月で、人材育成や組織開発の仕事を始めて10年になる。 その質はどうあれ、曲がりなり…

赤坂優太
3か月前
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数値化と言語化

スポーツ精神科医の木村好珠さんのツイート。 《数値としての見える化ではなく、言語としての…

赤坂優太
1年前
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上司の勘違いを防ぐことで、パワハラを防ぐ

ハラスメントの予防というのは、人事が向き合うべき課題のひとつなのですが、そのなかのパワハ…

赤坂優太
1年前
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対話なんて面倒くさい

たまたま同じタイミングで目にした2つの記事。対話や言語化といった、自分が大切にしているこ…

赤坂優太
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「人」と向き合う人事という仕事

人事という仕事は、向き合う先が「制度」や「企画書」だったりもするのですが、なかでも本丸は…

赤坂優太
2年前
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ひとつの制度、無数の対話

人事として共感するところが多すぎて、全文を引用してしまいそうな記事があるのですが、グッと…

赤坂優太
2年前
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個人や組織に変化を起こそうと思った人が最初に気にすべきこと

私は、自分の仕事である人材育成や組織開発というものを、個人や組織に大小さまざまな変化を誘引するための取り組み、と捉えている。「変化させる」という使役的、操作主義ではなく、あくまでも変化を「誘引する」という距離感。 もし仮に、「変化させる」という意識が残っていると、そこには、〈変えようとする側〉と〈変えられる側〉という線が引かれる。 変えようとする過程において、〈変えようとする側〉は、意識的か無意識的か、ついつい線の両岸を〈こちら〉と〈あちら〉と呼び分けてしまいがちになる。

「素直じゃない」のはどっち? | 『対話型OJT 主体的に動ける部下を育てる知識とス…

《リモートワーク時代の教え方の新常識》として、OJT担当者が「ひとりで」「一方的に」教える…

赤坂優太
2年前
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私が人材育成の仕事をやっていて良かったなと感じる瞬間

「赤坂さんは、この仕事やっていて、どんなときに楽しいなって感じるんですか?」 私が育てる…

赤坂優太
3年前
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N個の世界が見れたなら(N≧2)

身近に小さな男の子がいれば、思わずクスッと笑ってしまうCM。 うちの5歳の息子もまあ、こん…

赤坂優太
3年前
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自律型人材が集まる組織とは? | 『対話型OJT 主体的に動ける部下を育てる知識とス…

2021年の4月がやってくる。企業の人材ライフサイクルという観点から見ると、「コロナ禍のなか…

赤坂優太
3年前
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育成につきまとう操作主義の影

育成というとついつい、相手のなにかを「なおす」という、矯正や操作のニュアンスが見え隠れし…

赤坂優太
3年前

「きかんしゃトーマス」で考える「働く」と「人事」

(2019年8月にFacebookへ投稿した内容を、加筆/修正したうえで再掲しています) いま5才の息…

赤坂優太
3年前
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そんなにきれいに補助線を引けるもなのか

採用のオンライン化にともなって起きる変化についての一節。「40年間お互いとにかく仲良くやっていこう」というのは言い得て妙。約束の時間軸が短くなってきている。 もう1つ、採用で課題感を持つ企業の特徴として、「お互いが約束する未来、つまり結ぼうとしている心理的契約、相互期待が長期スパンでぼんやりしていること」を服部氏は挙げる。 「伝統的な日本企業におけるポテンシャル採用は、この傾向が強いと思います。新卒で職種も勤務地も、その先のキャリアやそのプロセスで獲得できる能力もぼんやり