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社会人と恋愛

大学を修了しても自分磨きということをしなかったし、トレンドについて詳しくなろうともしなかった。
誰かの特別になるための努力というものをせず、楽して成果を得ようという考えが甘かったことは今になって思う。

社会人数年経ってちょっとお金に余裕ができはじめたとき婚活というものに手を出し始めた。
交際経験は相変わらずなかったが、結婚したい欲はあったので最短で結婚まで持ち込むために真剣度の高いパーティ形式に参加した。
ただ自分の社交性はゴミクズレベルだし交際経験もなかったので初めの方はひどいものだった。
女性から相手にされるだけで舞い上がってしまい、親しくなりそうかな?ってところで相手の気持ちを汲み取れず撃沈すること両手くらい。
この泥沼から抜け出すまでに1年くらいかかった。
言い方は悪いが会話の練習台になってしまっており、男女の仲になる気配が見えなかった。
相手からしても自分はそんな立場かもしれなかったがそこは知りようがない。

婚活をしている中でもオタク活動に余念がなく、友人とライブに行ったり、一人旅という趣味に没頭していた。
決して男だけで遊ぶこと、一人で活動すること、独り身そのものが悪いことではない。
実際楽しかったのだから。

問題になるのが年齢であり、こればっかりは皆同じ様に老ける。

昔熱中できていたコンテンツを今同じ様にやり込めと言われたら半分も楽しめないと思う。
理由は単純で新陳代謝が衰えたからである。
昔は何をするのも新鮮でこんなのもあるのか、といったことが無限に湧いてきた。
しかし1度経験するとまたこれか、がだんだん増えてくる。その積み重ねで興味が薄れていくのだ。
この感覚は30代前半から急に加速してきたように思う。

彼女、パートナーを作ろうと思い立つタイミングはできる限り早いほうが良い。
婚活パーティの枠は年齢で区切られることが多く、26~33、34~40といった枠だ。
当たり前だが、34になると若めの女性との接点が切られる。年上を狙っているならいいが見える景色はガラリと変わる。
まだ若いしあと数年は大丈夫でしょw
は大丈夫ではない

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