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三年峠理論

今日は部署内でトラブルが複数起きていて、慌ただしそうな同僚をモニター越しに眺めていた。
いや眺めていたなんて大層なご身分じゃない。同じ業務を振られていたら自分もこの状況に……と物思いに耽っていたのだ。

人のふり見て我がふり直せ、とはよく言うが、他者のミスは全部「自分もし得るミス」に思えて、教訓にしなきゃと気負ってしまう。
上に兄弟がいるからかしら? 下の子あるあるかもしれない。

私はとかく心配性で、打ち合わせやら納品前やらは気を揉みすぎて気がモチャモチャになっている。
このネガティブは持って生まれたものだが、少しでも明るく生きていくために得たライフハックが「最悪を想定すること」。
心配事の9割は起こらない、じゃないけれど、常に最悪で頭を満たしておけば、山場を越えた後に「思ってたより楽ちんだったー!」と朗らかな気分になれる。

ネガティブなんだかポジティブなんだか分からん思考法だ。

ついでに私が考案したセオリーがあって、それは「心配しておくことでその事態の発生率を1割にまで落とせる」。
これはよく知られた格言「心配事の9割は起こらない」を転換させたもの。

この理論の展開法、なんとなく国語の教科書に載ってた『三年峠』の話に似てません?

三年峠で転んだら三年しか生きられない
三年峠で転ぶごとに寿命が三年延びる

てなわけで私は上記セオリーを三年峠理論と読んでいます。
この発想法は敷衍の余地あると思っているので広めていきたい。野望。


今日の嘘ホント比率は1:9でした。

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