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フェミニストをきどるおばさんへ

先に「あと書き」

これは、アラサーのわたしが書いていたものです。当時、詩を書いていたノートが2冊残っていて、その中にありました。ノートを読み返したきっかけは、「100文字の世界」の企画。短いことを、よく書きつけてたなあ、と思い出し、見返しました。わたしが詩を書いていた期間は、短いのですが、詩を初めて書くようになったわたしは、詩の形式で、なんでも書いていました。日記も愚痴も。スカイプもインターネットもない頃で、日本語で話す人がまわりにほとんどいない異国暮らし。書く、ことで発散させていたんだと思います。

これを見つけたとき、タイトルからして、今の自分に向けているのか、と思いました。わたしは、この中に書かれている人とは違うつもりなのですが、はたから見たら、そのままなのかも。なんでこんなことを書いたのか、すぐには思い当たりませんでした。思い出したのは、当時、わたしの周りで、独身のわたしを心配する年上の既婚女性とか、ボーイフレンドができたら安心する、と言う人とか。「昔はフェミニストだった」とかいう言い方。だっせぇなと思っていました。

どうして投稿?note だからですよ(😄😅)。スルー?かまいません。
ちょっと、じょうぶつさせてやりたいんで。てばなしたいんで。



🖐🏼              🖐🏼                🖐🏼

誰かの名前で呼ばれたくない
私は私のヤスコ

父や
夫や
恋人や
誰かのした立派なことは
私のことではない

私は私のヤスコ
私が魅力的だとしたら
それは私が魅力的だから
私がおもしろい人間だとしたら
それは私がおもしろいから

父や
夫や
恋人や
誰かのものではない

この世の何万のあなたたちへ
あなたが男の影だとしても
私は男の影ではない

あなたたちの世代のおかげで
こう言える私たちを
どうか そろそろ
みとめてほしい



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