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20代の若者の仕事観①

若い人は就職してもすぐ辞める。長続きしないレベルでは無く、1ヶ月で辞める、1週間で辞める、挙句の果てはその日に辞める・・・私たちの年代からは考えられない状況があるそうだ。

これには幾つか理由があるのだろう。
そもそも猫の手も借りたいほど人手不足の現代日本社会なので、辞めてもいくらでも次があると思っているのだろう。40代以降はともあれ、若い人には幾らでも次の正社員就職先が溢れている。

しかし若い人の中には、メンタルが弱くすぐ挫けてしまう、レジリエンスがないのでストレスを上手くあしらえない、自分に自信がないのに完璧主義者で・・・疲れる事ばかりの日々になるのだろう。

Webマーケティングや副業コンサルと称す人物が、クラウドワークスで「お金を払うので自分の講座を受けて意見を下さい」というのが目に入ったので応募してみた。Zoomでは若者が出てきたが、コンサルと名乗っているのだから若くても30代半ばか後半だろうと思って話を聞いていたら、何と24歳だだった。

話を聞いていても抽象的で曖昧で、自己紹介をしても自分の実績を語らないので変だなぁ~と思っていたら、話の途中で24歳ということが判明して、逆に私には了解できた。24歳が高齢者を感動させるほどの仕事の話をできるとも思えない。よって私は方針を変えて24歳の若者の話を聞く立場にした。

彼はネットで動画制作のスクールをやりたいと言っており、モニターとして応募した私に「何故それを学ぼうと思ったのですか?」と聞くので、私は「やったことがないことの話を聞くのが好きなので応募した」と答えた。しかし、そもそも私は勉強してからでないと仕事が出来ないとは思わないタイプの人間なので、「仕事をする前に学びたいと思うのは何故か?」と逆に彼に聞いてみた。

すると一言「不安だから」とのこと。「20代の皆さんは誰もがそうなんでしょうかね?」と聞くと、「20代もそうですが、子育て中のママさんらもそうです」と答える。そして、「逆に屋久さんは、知らない仕事をすることに不安になったりしないのですか?」と聞いてきた。

20代の彼は副業をすることに不安を感じているという。そして、その理由は新しいこと(今と違ったこと)をするからとのこと。ここまで話を聞いて私は素朴に疑問を感じた。
・・・<続く>
#note   #エッセイ   #高齢者   #フリーター   #役立たず
【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))

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