2022年私は初めて横浜マラソンに参加し、その結果が5時間51分だった。完走が目標だったので、上出来で結果自体は非常に満足している。マラソンは当日ではなく準備で9割決まるといっても過言ではない。本番のタイム以上に練習の中で大きな収穫と発見があった。

仕事が忙しくなると、私の心は散らかり、何かに集中するのが難しくなる。そんな時、走ることが私の救済になった。走りながら、頭が整理され、問題が遠ざかる感じがする。

毎週１回、私は決まったルーチンで走ることにした。走ると、仕事の悩みが頭からすっと消えてしまう。走ることで、思考がリセットされ、新しい視点で物事を考えることができる。

今年、私の目標は横浜マラソンを4時間30分で走ることだ。これは簡単な目標ではないが、毎週の走りとサウナで身体を作り上げ、強くなった自信がある。

マラソンはただ走るだけではない。それは自己改善の旅でもある。走っている時、私はゴールに向かって一歩一歩進んでいる感覚を楽しむ。そして、その一歩一歩が自分自身を成長させていくのだと感じる。

結局、マラソンは走ることではない。自分のペースでゴールに近づくことだ。足が動くと頭は休む。不思議なバランスだけれど、それが私を動かし続ける。だから私は走る。走りながら忘れ、そして思い出す。そして、また走る。

いよいよまたマラソンの季節がやってきた。本番まで3カ月。できるだけの準備をしてやろうと思う。