大谷翔平の契約金は妥当?!

短期的には

個人的には割安かなと思います。
能力・戦力だけを考えて、
打者としての価値、それに加えて投手としての価値、
だけで1年7000万ドルを超えてもおかしくないかと思います。
日本からの移籍組などはよく、
ポテンシャルで値付けされますし、
メジャーでもある時点で高い成績を残すと、
その実績を引きずって、ある意味本来は、とかポテンシャルで
値付けされている部分が多いと思います。
大谷翔平のように、過去3年だけでも、
継続的で、安定した成績を残している選手は数少ないです。

そして大谷翔平の場合、グッズ販売や集客力、
ついてくるスポンサー広告料、それに
チームブランドの向上、それによる
今後のリクルーティング能力の向上(場合によっては費用の節約)
など、他の一流選手よりも多い見返りがかなりあるでしょう。
本拠地の観戦チケット代も値上がりしているという。
そうすると、個人的には正直~3年後くらいまでは、
年間$100 millionsくらいで妥当ともいえるくらいかと。

長期的には

個人的には妥当か、それでも割安に感じる程度。
アスリートの寿命、特にトップレベルのパフォーマンスは
長く続かないと考えるのが一般的でしょう。
しかし、大谷翔平の場合、
球団は歴史を買うということにすらなるでしょう。
大谷翔平の成し遂げたことはすでにレジェンドと呼ばれ、
今後も短期的には今までの記録を塗り替える期待もある。
バスケットボールと言えばマイケルジョーダン、
マイケルジョーダンと言えばシカゴ・ブルズ、の映像、
歴史に残る映像となる。
アメリカ人は、あのティファニーを売却してしまうくらいですから、
歴史・過去に対する想いは少ないかもしれませんが、
映像が流されるたびに、チームの宣伝効果はあるでしょう。
広告と考えると、その宣伝料だけで相当なものだと思います。

大谷翔平の場合、今現在でも過去3年の年俸が$7000万でもよいくらいで、
今後の期待値、そして投手としての復活時は不死鳥として、
その宣伝・集客効果、はさらに高まるでしょうし、
選手としての能力が下がったとしても、
資金を回収する方法はいくらでもあるのではないかと思ってしまいます。

今後の他選手の契約により評価はかわる

今回の大谷翔平の記録的な契約によって、
選手全体の年俸相場に高騰してしまう、
という話がある。
単純に総額でみて、そう思ってしまう人もいるだろう。
冷静に考えられる首脳陣も多いはずですが、
需給などのバランスから、代理人の口車に惑わされて、
そうなるケースも想像できる。
ただ、大谷翔平の場合、投手+打者という存在が、
足し算で言えば1+1=2ではなく、3にもなると、
話題・広告性、ひいては収益性を
球団にもたらすことの契約であることを理解してほしいものだ。
だから山本由伸の契約、フアン・ソトの契約などによっては、
大谷翔平の金額に対する評価は変わるであろうし、
より割安に感じると思う。

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