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【SDGs】下刈り作業って知っていますか?

薬糧社員による「森林ボランティア」活動の第二段は、下刈り作業についてです。

■下刈りを行う意味や目的とは?

下刈りとは植栽した苗木が健やかに育つように、下層部に生える雑草や雑木を除去するための作業です。

下刈りをすることで、本当に育ってほしい木に日が当たり健全に育つようになるそうです。以前ご紹介した除伐作業と目的は似ていますね。

■総勢100名ほどの森林ボランティアさんが参加

さて、今回もかながわトラストみどり財団主催のボランティア活動で、箱根の仙石原・イタリ水源林で下刈りをしました。総勢100名ほどのボランティア参加者を5班に分け、班ごとの担当エリアに向かいます。今回、当社から4人のメンバーが参加、1班に配属になりました。

道具を担いで、担当エリアに向かいます。

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準備をしていると軍手を忘れたことに気づくY上級主任・・ でも大丈夫!用意周到なS課長が予備の軍手を貸してくれました。さぁ、メンバーで助け合って作業をスタート!

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0.18ha(約1800㎡)が持ち場の大きさです。
膝下くらいまで伸びた雑草が一面緑に生い茂っていて、土はほぼ見えず。しかも斜面なので、作業はけっこう体力を使います。
ゴーグルは目を守るために着用。草を刈るのに集中して目線が固定して視野が狭くなると、枝などに衝突しやすくなるので危ないのだそうです。

所要時間は約2時間。各自で縦に刈っていくようにインストラクターさんから指示があり、担当のレーンをひたすら真っ直ぐ刈っていく。無心で草刈りに集中!途中、すでに担当エリアの作業を終えた別の班がヘルプにかけつけてくださり、一番広いエリアを担当した1班も、時間内に無事作業を終えることができました!

1mほどの大きなカマをはじめて持った薬糧メンバーたち ↓

3人

■今回の活動の感想

今回初参加。S課長に誘われて、やったことないし興味があるので参加しました。けっこう汗かいて気持ちよかった!草がどんどん減っていくのがわかって充実感がありました。草刈り活動を通じて、環境保全への意識の変化は・・・森の中がきれいだったのでごみのポイ捨てはよくないな、と心から思いました。(セントラルキッチン勤務/Y上級主任)

前回の除伐作業に続き、2回目の参加。前回は間伐、今回は草刈り(下刈り)と、また別の作業をすることで、異なる感覚で知識や経験が得られると思い、参加しました。ボランティア参加者は基本的にご年配の方が多いので、若手の参加促進の一助になればという思いもありました。今後は植樹や竹林での活動も参加したいです。(経理部/S課長)

森林インストラクター目指して活動中なので、環境保全はもちろんですが、活動経験を積むために今回も参加。高齢の方々が多いと若手が入りづらいので、若手もやってみようかなと思えるきっかけ作りをしたいです。
自分がインストラクターになれば、声をかけて若手を引っ張っていけると思う!(顧客サービス部/K係長)

森林インストラクターになるために、講座や活動に参加中。未経験の活動に積極的に参加したい。ボランティア活動の意義はそれぞれあると思う。奉仕活動・自然保護といった命題がもちろん大事だが、会社としてどう動けるか、資材やお金がかかることもある中で、ボランティアだけではできないこともある中で、自然を守る活動をどうやってしていけるかを学ぶ機会にもなった。活動を通じて自己成長もできているように思う。(商品部/Oさん)

■薬糧としての森林ボランティアの取り組み

社員が森林ボランティアに参加することで、環境保全活動に企業としてどうかかわっていく必要があるのかを模索することにもつながると考えています。社内でのSDGs活動を推進することと同様に、こうした外部の活動団体との連携を図り、企業としてのSDGs活動を広げていくことを目標に、今後も多角的に取り組んでいきます!

今回、はじめて森林ボランティアに参加したY上級主任は、今後の活動にも積極的に参加し、セントラルキッチン勤務の同僚たちにもどんどん共有してボランティアメンバーを増やしていきたい!と意気込んでいます。このような、人から人への広がりこそが、大きな力になってくれると信じています。

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