見出し画像

サステナビリティ

”Sustainability”、訳すと「持続(継続)可能なこと」「環境破壊をせず継続できること」となります。巷で流行りの「SDGs」の「S」の部分です。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略です。

先週、台風の影響で鹿児島本土からのフェリーが6日間、屋久島に到着しませんでした。スーパーでは食材などの商品が棚からなくなり、いくつかの商店が休業、宿泊施設で料理を作るのが大変だったようです。

フェリー2


「屋久島は世界で最後に残る島」などと聞いたことがありますが、たった6日間で大変な思いをした方が少なからずいた訳です。

SDGsとは「持続可能な開発目標は、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標です。 ミレニアム開発目標(MDGS) が2015年に終了することに伴って2015年9月の国連総会で採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』 に記述された2030年までの具体的指針です。

MDGs(ミレニアム開発目標)とは、8つのゴール、21のターゲット項目からなる2015年までの国際的な開発目標です。

MDGSロゴ

一方、SDGsでは17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものとされています。

SDGSロゴ

比較してみると、「エネルギー」「経済成長と雇用」「インフラ、産業化、イノベーション」「不平等」「持続可能な消費と生産」「気候変動」「実施手段」が増えて、「環境の持続可能性確保」が「水・衛生」「持続可能な都市」「海洋資源」「陸上資源」に、「開発可能なグローバルなパートナーシップの推進」が「平和」になっているといえそうです。

これは、作成した国連の意図が見え隠れします。

それはさておき、屋久島についてはどうだろう。
課題は沢山ありますね。今回の出来事を考えると単に「持続可能性」が足りないと言えるのでしょうか。

とはいえ、屋久島で必要なもの全てを賄うことなんてできません。
うちの店で取り扱っているのは輸入された材料(珈琲豆・カカオ豆)から作っているので、そうそう、持続可能性は高くありません。屋久島産の珈琲豆、カカオ豆の実現はまだまだ先の話です。

屋久島でもSDGsの話題がいろんなところでありますが、小さな島なのに拡がり過ぎるので、今日はここまでで。いつまでも解決しないのが正にサステナビリティです。欠航続きでふと考えました。

画像4