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子供の好き嫌いあっても大丈夫?

まずお母さんが「絶対に食べないといけない食材はない」と安心してほしいです
栄養的には他のいろんな食品で補えるので
似た栄養素、似た働きの食材をいろいろ試してみるといいです
あえて嫌いなものに固執する必要はない!です

特に初めての子育てだと育児本通りじゃないとか
周りのお子さんと比べて不安になったりしますが
ほんとに気にしなくて大丈夫

苦手な食べ物の味が「苦い、酸っぱい、辛い」であれば
その子の舌はとてもいい舌だという証拠です
なぜなら毒性のあるものや腐っているものは食べないように
人間の本能でそうなっているらしいです
本能なんだからそれでいいんです
親の目の届かないところで間違って口にしてもペッと吐き出す判断ができる
優秀な舌の持ち主だということです!

大人になってビールやコーヒーなど苦味を好むようになるのは
歳を重ねて味覚が鈍くなってる説があります

子供の好き嫌いを克服させようとする前に子供の舌は
大人の何倍も味を敏感に感じているんだなと知っておくと
今の年齢じゃ苦手でも仕方ないな、と
ゆったりと成長を見守れると思います

我が家では「一口だけ試してみる」ことにしていました
一口食べて無理ならもう食べなくていい
でも変わらず家族は食べる
美味しそうに食べる様子を見ておいしい人もいるんだなーと知る
するとまたある日なんとなく食べてみようかな?と本人が思ったら
また一口だけ食べてみる
その繰り返し
何年後かにパクッとまた「試し食べ」して『アレ?美味しいかも・・!』
『え?まじで?』『お〜!口が大人になったね〜!』と
本人もうれしい、家族もうれしい

あとは子供が小さくて集中力がなくて食べない時は
その食べ物になりきって会話してました
「ボク、トマト!○○ちゃんに食べてもらえたらうれしいなー!」
というと、子供はなんの疑問も持たずに
「トマトちゃん?こんにちわ!パクッ」と
トマトに返事してくれて楽しかったです
あんな会話ができるのは期間限定なので貴重です!

そんな娘も20歳になり先日小学校時代の先生に会いに行きました
一年生の時に「大きくなって20歳になったら一緒に食事に行こうね」って
約束してくれたそうです
なんと約束が実現したのですが
ご夫婦でいらした先生がやたらと
「大丈夫?食べれる?嫌いなものない?」と心配して
声をかけてくださるのが不思議でなんでだろうと思っていたらしいのですが
「そうか!先生の中で私は小学一年生のままなんだ!
あのころは好き嫌い多かったからな〜!」と納得していました
今ではほぼなんでも美味しく食べます!
今でも優しい先生に感謝!



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