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薬膳の視点から見る食材の特性

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成分をピックアップして考える栄養学ではなく、一物全体(食材にはすべての部分にそれぞれの効果があると言う考え方)に基づく薬膳。 薬膳の視点から見る食材の効果をまとめています。
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一物全体という考え方

薬膳には「一物全体(いちぶつぜんたい・いちもつぜんたい)という考え方があります。 これは…

薬膳の視点から見る紅麹

2024年3月22日に、小林製薬から発売されている『紅麹コレステヘルプ』というサプリメント(機…

肌や喉の乾燥が気になる・寝つきが悪い人におすすめの野菜だけで作るポタージュ

空気が乾燥する秋から冬は更年期世代以降にとっては辛い時期になりますね。 肌がカサつき、喉…

厳選3つ!エイジングケアにおすすめのおせち

間もなく2023年も終わります。 今日、明日くらいからおせちの準備を始める方が多いのではない…

ダメなものは無い!薬膳がわかると究極はこうなる!

薬膳では、日常の養生(どこか特に悪いところが無く健康だが、季節の変わり目や忙しい日が続く…

乾燥と寒さが始まった秋におすすめ4つの食材

10月に入ってもまだ30℃近い最高気温の日が続いていますが、明日からは気温が下がる見込み。 …

冷え症の人が冷えを気にせず食べられる梨の簡単デザート

薬膳では、全ての食材には栄養学とは別の角度で体への良い影響や摂りすぎやタイミングに気をつけるべき、性質や効能があるとしています。 性質とは、それを摂ると、体が冷える・温める・どちらでもないという分類です。 その中で秋のフルーツの代表である梨は常温で食べても体を冷やす性質を持ちます。 ご自身でもお子さんでも、冷えて来た秋の夜の食後のデザートに梨を食べたら、夜中にトイレに起きたとかお子さんがおねしょをしてしまったとう経験があるのではないでしょうか? あれだけ水分が豊富なの

秋の不調に対応するには白色と辛味だけでは不十分

昨日は、開講中の「季節の薬膳(全五回)」の秋の薬膳講座でした。 お一人体調不良で欠席され…

潤わせるのを目的にするならあのフルーツをスープの出汁に!

11月7日前後は二十四節気の立冬。 この日から立春の一日前(節分)までが暦上の冬となります…

芋や豆を食べて胃もたれする意味と胃もたれしない食べ方

昨日は、梅雨したくの薬膳ごはんメニューについて書いたのですが、 それをTwitterでシェアした…

今からでも間に合う秋バテ対策と初秋の薬膳ケア

昨晩から、少し気温が下がり今朝は久しぶりの爽やかで清々しい朝でした。 ですが、やはり日中…

お肌や喉の乾燥が気になり始めた時のお弁当にも使える秋の豚肉ロール

朝晩涼しく感じられるようになり、湿度が無くなって来たことで秋を感じるようになりましたね。…

食べた後の体感で覚える生姜の薬膳効能

日中は気温が20℃を越えても朝晩は10℃に達しないのがGW前ですね。 昼間は食べる気満々だった…

薬膳の色と味で必要な食材が分かる人が次に知っておくこと

今日は、令和四年三期の「きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)」の3回目。五臓一つ一つの働きとそのシステムが弱った時に起こりやすい不調の前半でした。 私が薬膳に興味を持ち勉強し始めた頃は、こんなにネットで情報を調べることができなくて、本を買って読んでいました。 今はSNSでも有益な情報が見つかりますし、便利になった反面、同じような情報ばかりの事もあります。 それは、食材の効能についての記事。 秋になったら白いものと辛味の物を選びましょうとか寒くなったら体を温める性質の食材