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日焼けした日、暑くて汗をかいた日におすすめの火照りを冷まし潤いをカバーするサラダ

夏至に向かって、日に日に昼間の長さが長くなり夜の長さが短くなっています。

今年は6月21日が夏至。この日が昼の長さが一番長く夜の長さが一番短いというわけです。つまり、陰陽で言えば陽のピーク。

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ここからが夏の本番になるのですが・・・

そこで、私たちは今から少しずつ、日本の湿気を伴う暑い夏に向けての養生をしっかりして行く必要があるわけです。

帰って来た家族がまず、暑い~!!と言いそうな日には、こんなサラダがおすすめです。

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トマトと新玉ねぎとスナップえんどうのサラダ

【材料】
トマト中くらいの大きさ2個、新玉ねぎ中くらいを半分、スナップえんどう適宜、バジル5~6枚、塩小1/2、オリーブオイル大3
【作り方】
1.トマトはヘタを取って食べやすい大きさに切り、ボウルに入れ、塩をまぶしておく。
2.新玉ねぎは皮を剥き、繊維と直角になるべく薄くスライスして1.のボウルに入れる。
3.スナップえんどうはさっと茹でておく。バジルは洗っておく。
4.スナップえんどうが冷めたら半分に切り、バジルは手でちぎって1に混ぜ、オリーブオイルを加えてよく混ぜ、1時間ほどなじませて召し上がれ

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トマトでカラダを冷やし、失った水分補給

トマトは切ったらじゅわ~と水分が溢れますよね?

それほど、たくさん水分があるということは生の状態のトマトには常温でも体を冷やす性質があります。

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今までは、カラダが冷えている人には注意!と書いていましたが、これだけ暑くなってくるとトマト解禁!

カラダに溜まった熱を冷まし、汗で失った必要な水分を素早く補うことができます。

そしてトマトと言えばリコピン
リコピンは赤い色素成分で強力な抗酸化作用があります。
悪玉コレステロールをの酸化を抑制して血流改善すると言われています。

「酸化する」とはサビるということ。

女性なら誰でも、気にしないでいられませんね。

メラニンの生成を促す活性酸素の抑制に効果的なので、日焼け後のケアにとってもよい食材なのです。

黒くなる前、シミになる前にトマトを食べよう!です。

そして、このリコピンの吸収を良くするためには、油脂と一緒に摂ることが重要なのです。

それは、リコピンが油に溶けやすい脂溶性だからです。
今回はエクストラバージンオリーブオイルと一緒に食べます。

失った水分が多いとドロドロになる血液をサラサラ

運動したり炎天下での作業で大量の汗をかいたら、血液もドロドロに(ノ_-。)

そんな血液をさらさらにする玉ねぎ。まだ新玉ねぎがある季節なのでそのまま生でスライスしていただきます。

大丈夫な方は水にさらさずそのままで。辛いのが苦手な方は水にさらしてからどうぞ。

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香りでも気と血を巡らせる

香りのよい香味野菜やハーブ類は「気」を巡らせる食材。
トマトとのゴールデンコンビのバジル。家庭菜園から採って来ました。

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植える時も、トマトとバジルは隣同士にするとお互いの生育によいコンパニオンプランツです。

トマトは水けを嫌う。バジルは水けを好む。土の中の水分をバジルが吸ってくれることで土は乾燥気味になり、トマトは甘くなるのです。

余分な水分は豆で出す

スナップえんどうがまだ出回っている時期です。

体の余分な水分(どぶの水)でお腹がチャポチャポする体質の人は、常に余分な水分をカラダから出すことを意識しましょう。

この時期は、お豆が豊富。スナップえんどうやソラマメ、うすいえんどうがグリーンピースが良い仕事をしてくれます。

今日の余分な水分排出担当はスナップえんどうです!

豆類は、元気の素「気」も補います。

豆で補った「気」をバジルで巡らす。補ったら必ず巡らせることを忘れないでください。

お腹の張り感は巡っていない時に起こります。
しっかり巡らせれば消化も早いと考えます。

気が巡ると一緒に血も巡ります。
するとお肌への栄養も行き届きやすくなるため、新陳代謝も良くなると考えて、日中日焼けしてその後のお肌が心配な時はこんな組み合わせのサラダがおすすめです。

このサラダ、トマトをもう少し小さく切れば、パスタにも使えます。
ツナを入れたら、ツナはマグロなので血を増やす効能も加わります。
毎年わが家で何度も作る夏のサラダです。

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トマトを冷房が効いた場所で食べる時はどうするか?についてのYouTubeはコチラです。

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