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コンピューターには出来ない「私」にしか出来ない仕事がしたい

採用活動のための記事を書こうという企画の時に上司から、ある記事を紹介された。

英オックスフォード大学のオズポーン準教授が発表した『雇用の未来~コンピューター化によって仕事は失われるのか~』では、コンピューターやAIによる自動化が進むことによって、20年後の将来には702の仕事のうち47%がなくなるという結論を導き出していました。
2013年に、論文が発表されてから8年。
この論文が正しければ約10年後には47%の仕事が無くなるということです。

働きたくないけど、働かないと生きていけない

正直働きたくないし、AIやロボットが私の代わりに働いてくれて
お金が自動的に振り込まれるなら万々歳だが、
そうはいかない事情が私にはある。

ある日、占いに行ったら
「あなたは専業主婦は絶対に無理。一週間ともたない。自分の居場所が何ヵ所かないと、ダメ。一か所だと、そこに注力しすぎて家庭崩壊する。」
と言われてしまったのだ。
いや、確かに心当たりしかない。

仕事はゲームだと思っている私は、それをとりあげられたら
家庭に注力しすぎて、まだ見ぬ子供、まだ見ぬ夫に迷惑をかけてしまう。
モンスターお母さんだ。そんなの嫌だ。

だったら、どうせなら「人」にしかできない面白い仕事をしていきたい。
10年後無くならない仕事にそんな仕事があるだろうか。
27歳のハローワーク感覚でランキングを眺めた。

たまたま10年後も無くならない仕事に、亡くなる人を大切にする仕事が入っていた

私は葬儀社で働いている。

ランキングを眺めてみると、機械化されない仕事のほとんどは、「人の心理・メンタルに関わる仕事」「最新メカニック・修理工」「教員・管理者」といったようなカテゴリーの仕事が多かった。

葬儀の仕事は機械化される可能性が20%で496位/702位だった。
機械化出来る部分もあるけど、やはり「死」というセンシティブな内容を直接扱う仕事は「人の心理・メンタルに関わる仕事」に分類されるのだろう。

確かに、大事な人が亡くなった時にロボットやAIに対応されるのは
なんとなく冷たい感じがする。

今働いている場所は機械化されないようで、安心した。
モンスターお母さんにならずに済みそうだ。

クリエイティブな仕事は人間にしか出来ない

機械に仕事をとられないためには、機械を制する側に立つか、
複雑な人間の感情を扱うかということなのかな~という考察に至った。
「知識」は変な話全部機械に覚えさせることが出来るが、
「心」は生きているものにしかわからない。

この考察をしている時にオズの魔法使いの「心」を欲しがるブリキが頭に浮かんだ。

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なんとなく、ロボットにも見えるブリキ男は「心」を欲しがっていた。
欲しくても得られないものがロボットやAIにもあるのだろう。

ドロシーみたいに、うまく色んなものを駆使して、仲間にしていい世界を作りたいと思った。


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