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欧州音楽シーンから著作権ビジネスの最先端を知るイベントやります!

 デジタル化は、あらゆる産業を構造的な変化をもたらしています。インターネットの出現以来、音楽はその実験場であり続けています。

 サブスクサービスが音楽消費の中心になり、ユーザー行動が可視化され、データ解析が肝になったことで、原盤や楽曲からの収益予測が可能になり、「投資商品」にしやすくなりました。

 近未来の音楽ビジネスを実践的に研究する「ニューミドルマンコミュニティ」でも、「原盤出版ビジネスの民主化」をテーマに勉強会を行いました。
 時代環境の分析と、海外事例をわかりやすくまとめたレポートになっていますので、是非、ご覧になってください!

 音楽消費の中心がストリーミングサービスになったことで、楽曲からの収益予測が立てられるようになりました。旧譜カタログの比率も上がっています。リスナーに支持された作品は再生されることで、長く売上が上がります。何かのハプニングで上振れする可能性はありつつ、最低でもこのくらいの収益は期待できるというのは、「証券化」しやすい条件が整っていることになります。
 日本では金融庁による一般投資家保護の基準が高いので、投資商品としてみなされると事業をやるハードルが著しく上がってしまうという課題があります。今だと外国法人で行うのが懸命です。時代環境の変化で、日本政府が方針を改める時期に来ていると思います。国際競争の中で、日銀も法定デジタル通貨を始めざるを得ないでしょうから、それらと合わせて、方針転換をするのはそんなに先のことではないでしょう。

 今回ゲストにお招きする佐々木さんは、JASRACとNexToneの楽曲データを結びつけるなどの役割を担う著作権情報集中処理機構(CDC)の設立に尽力された、著作権流通の縁の下の力持ち的な存在です。ブロックチェーンを活用した取引所A-Note Musicの日本展開を始められるとのことで、COOの坂上さんと共にいらしていただいて、現状とこれからを伺うつもりです

 楽曲や原盤にユーザーが投資するのが一般的になる世界は欧米では始まっています。現状を把握しつつ、近未来を感じるイベントにできればと思っています。奮ってご参加ください!


モチベーションあがります(^_-)