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インドネシア出張備忘録〜アフターコロナの海外旅行術

 12月2日から5日までインドネシア・ジャカルタに行ってきました。目的は、次世代型のレーベル88risingの「Head in the Clouds」が初めてアジアで行われるので、それを観に行くためです。
 誘ってくれたのはフェスティバル・ライフを主宰する津田昌太朗くんです。凄く気になっていたし、おそらく日本で一番、野外フェスに詳しい男と一緒に行けるのは楽しいだろうと思って、即OKしました。
 結果、素晴らしい体験で、めちゃめちゃ刺激を受けて帰ってきました。そのフェスのレポートは改めて頭を整理して書くつもりです。
 その前に記憶が薄れないうちに、世界的なパンデミックを経て、僕自身3年2ヶ月ぶりだった海外出張について、自分の備忘も兼ねて「アフターコロナの旅行術」は大げさですが、書いておこうと思います。

羽田出国時

 航空会社はANAにしました。津田君が決めてくれたのですが、飛行機代を安くしようとしても、以前より上がっているのは燃料費なので、相対的に飛行機会社間の差異は少なく感じます。ワクチンは4回打っていますし、Covid-19への恐怖感はあまり持っていない方です。ただ、海外で発症するのはさすがに嫌ですし、久しぶりの海外だし、日系飛行機会社がなんとなく安心だなと思いました。
 空港は意外に空いていました。事前にwebでチケット購入、座席指定まで済ませていたので、搭乗券は自動機で発券します。カウンターに並ばないのは楽で良いですね。手荷物検査は特に変化は感じませんでした。

機内からインドネシア入国/デジタル庁のアプリは快適

 機内は6割くらいの乗車率だったので、エコノミー席ですが、楽でした。
さて、入国の手続きです。
 今回良かったのは、デジタル庁のワクチン接種証明書アプリです。日本にいるうちにアプリをDLして、紙の証明書を取り込みました。マイナンバーカードの読み込みもスムーズで、日本の役所がつくったウエブサービスが、IT的に「普通に快適」だったことに衝撃を受けましたww これを素晴らしいと思ってしまう日本人は不幸ですがw、本当にちゃんとしていました。
 入国時もそのワクチン接種アプリを見せると問題なくスムーズでした。インドネシアは、VISA免除の国ですが、コロナの影響で、eVOAという登録制度が導入されていました、前日に日本でやっておいたのですが、当日窓口でもできるようで、津田君はそうしていました。どっちが入国が早いかはその時の状況次第という感じでした。

インドネシアはGrabが主流

  UBERが撤退したインドネシアではライドシェアはGrabかGojekです。ジャカルタ在住のインドネシア人アーティストAiu Ratnaに事前に訊いても、「Grab or gojek or blue bird taxi are convenient」との回答でした。Grabアプリはコロナ前にDLしていたので、空港でアプリを立ち上げました。
 ジャカルタの名物は渋滞!です。地下鉄などの都市型公共機関は10年以上工事中でいつまで経っても始まりません。僕の感覚では、世界一渋滞が酷い都市と思っています。なので、ホテルの場所は慎重に選びました。
Head in the Cloudsが、町の北側の埋立地で空港からも遠くなかったので、空港近くのホテルにしました。
 Grabは、Uberと同様のサービスですが、欧米で使う場合と比較して、インドネシアだとドライバーの素人感が少し強い気はしました。Blue Taxiとかの方が若干、プロっぽさはあるかもしれません。ただ、支払いや行き先がクリアーなことの安心感は大きいです。ジャカルタでも英語は理解しないドライバーも多いので旅行者にとっては強い味方ですね。

キャッシュレスサービスも普及の様子

 キャッシュレスの普及もそれなりでした。6年前に持ち帰ったインドネシアルピアが数千円分あったので持っていきました。少し使う機会はありましたが、フェス会場内は日本で言えばpaypay的なアプリが基本で、小さなお店はクレカもNGでした。ランチにカレー買うのにアプリオンリーって言われても、日本から来たから無理だよーって言っていたら、後ろに並んでいる女の子キャッシュで1個分くれれば、アプリで二個買うと言ってくれました。インドネシア人親切。すかさず記念撮影しておきました。

 ホテルのレストランもメニューはQRコードを通じてスマホで見る。でも注文は口頭とまだちぐはぐなデジタル活用という感じもしました。

フリーズドライの味噌汁と納豆は正解

 海外では基本、現地の物を食べる主義なのですが、コンディション維持や、うまく手に入らなかった場合の保険として、フリーズドライの味噌汁と納豆をかばんに入れておきました。役に立ちましたね。朝食や夜食に、お湯を沸かして食べるのはいい感じでした。これは海外出張に関しては続けようと思います。

満席の帰国便からインバウンドの復活を感じる

 行きの座席の乗車率は5割弱で、まだコロナの影響有るのかなと思ったのですが、帰りの便は外国人で満席でした。円安効果もあって、訪日外国人観光客は復活しているのでしょうね。

入国のハロージャパンは面倒

 日本の入国の際は、日本人もハロージャパンというサイトへの登録が必要です。登録自体は面倒ではないですし、スタッフが付いて丁寧にフォローしてくれるのですが、そのために空港の中を遠回りしてかなり歩かされることになりました。深夜便の帰国だったので、辛かったので、事前登録もできるようなので、次回からはやっておこうと思いました。

2023年は海外出張予定多し

 2019年の秋に、オーストラリア、台湾、シンガポールに出張して以来、3年ぶりの海外でした。やはり異国で生で受ける刺激は格別です。僕も年末にタイ、1月に仏・カンヌ、2月に台北と予定が決まっています。来年は3年分を取り戻す海外出張をしていくつもりです。
 今回のHead in the Clouds at Jakartaは、今の世界音楽トレンドと、アジアの音楽シーン、音楽市場の一体化を示すものとして、エポックメイキングなイベントと、数年後に振り返って思うことでしょう。フェステイバルライフに詳細レポもまもなく出るようなので、僕なりの分析を感想を改めてまとめますので、お楽しみにお待ち下さい!

スポンサー企業も多く、装飾も豪華でした。

モチベーションあがります(^_-)