手書きの戦略論を読んで②

少し空いてしまいましたが、手書きの戦略論を読んでの自分なりの簡単なまとめです。自分の仕事、もし同じ立場で悩んでる人がいたら、いいねボタンかコメントもらえると嬉しいです。

■ダイレクト論(反応の喚起が人を動かす)

大きく、顧客獲得(アクイジション)と顧客維持(リテンション)の2つのフェーズに分かれる

今は、デジタルの代理店でプランナーをやらせていただいていて、ダイレクトの領域ベースで考えることが多いです。その利点としては、まず
デジタルとの親和性が非常に高い
→というのは
投資対効果の可視化ができること、精密なターゲティングができること、複数の広告展開が同時に行えること、PDCAが高速で回せること
が大きな理由です。

今のデジタル代理店にいて、思っているのは。必ずしも、ダイレクト論とブランド論のハイブリッドは成り立たないのではないかと思っています。もちろん成功例として、ドモホルンリンクルとかはうまくCMを使っていると思いますが。そもそも、目的がが違うとの訴えかける方法が反応の喚起か、記憶に訴えかけるかで全然手法が違うので、トータルで見たときに中途半端な広告表現になってしまうと思うからです。ただ、デジタルの代理店は出発がダイレクト論(いわゆるバナー的なところ)から出発しているので、この考えに陥りがちだと思ってます。
デジタル代理店の多くのクリエイターは、ダイレクトはつまんないよ、ブランドやらないとダメだとと思ってると思いますが。(僕もそう思ってましたが)
クライアントが求めている領域は間違いなく、ダイレクトが多いと思ってます。今の企業ラッシュや、新たしい産業が生み出せれる時代だからこそ、より広告に即効性が求められているしPDCA早く回さないといけなくなっているのは間違いないと、僕は思っています。

■IMC論(接点が人を動かす)
メディアミックス(90年代)→IMC(2000年代)→パーチェイスファネル(2000年代後半)/カスタマージャーニー(2000年代後半)

パーチェイスファネルの考え方は、今でのよく使われる考え方だと思う。
AIDA(マス)/AIDMA(ダイレクト)/AISAS(最新SNSを踏まえて)など、それぞれ理論があるのでここを自分でオリジナル論を考えられると強いと思う。

複数の接点メッセージをつなげることで、お客さんとの関係性を強化することができる。

接点を細かく分けすぎると、発想や企画が小さくなってしまう。(これは、僕も年間提案のとき陥りました。。)

■エンゲージメント論(関与が人を動かす)
キャンペーンセントリック(短期)型とオールウェイズオウン(中長期)型で分けられる。

ただ、明確この論は数字では語れるほど明確に実証化されていない。だが、共感は間違いなく今の時代必要だから皆試そうとしている。
オールウェイズオウン型は時間軸が常にお客さん目線でさる。(オウンドメディア等)
常に窓口を広げて、双方向のコミュニケーションが得られるようになるとファンがついて、購買に繋がるというイメージ

即効性がないのと、数値化が難しい。

■クチコミ論(人づてが人を動かす)
SNSメディアが基本
情報の自走が基本なので、まだ戦略論として確立されてない.。(もうすでに、してるかも、、)
効果測定もまだ発展途上

目的は、ファン作り、ムーブメント作り
機能的。社会的。感情的。な言葉が口コミを促す・

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長々と2回に渡ってかき分けてしまいましたが、読み終えて思ったことは

俯瞰してみると、広告って頭のいいひとがいいとこ取りでもう思考のプロセスとか作ってくれてるから取り敢えず自分の得意分野作って伸ばしてこうぜ

ってことです笑。自分の場合は、ブランド論の考え方ばっかりやってきたけど、結果この領域が得意かどうか分からなかった。(というか激戦地区すぎて逆にいうとその戦場で泳いでるだけだったかな、、)

まぁ色々転職もしたりとかして、頭も柔軟になってきたのでダイレクト論も勉強してそっちのプレゼンも勝てるように一歩づつ進んでけたらと思ってます(超早足で、、笑)

いろんな方法で広く浅く勉強することが、簡単になってると思うので早く自分のこれだと思えるものを見つけてそれで勝っていけたら最高!ダイレクト最高!って1次的目標ですが、なったらいいなと。

そろそろ結果出さないとまずい年齢になってきました焦、、

YMD

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