ヤマダ

BL小説を趣味で書いてます。好きな物(浅く広く)映画、漫画、ゲーム。

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最近の記事

どうかしてる。

長く生きていれば生きているほど、人の死に触れる機会は多くなる。 ワタシが一番初めに触れたのは、5歳の頃、祖父の死だった。 祖父の死後、私は精神的にぶっ壊れた。 保育園の机の角に右手の中指を、一日中ぶつけ続けた。ちょうど第二関節の下あたりだ。そこを机の角に叩きつける(?)のだ。よほど激しく叩きつけていたのか、一月もしない内に大きなタコができた。もう何十年も前のことなのに、今でもその場所には痕がある。 それまではみんなと同じように、授業?を受けていたのだが、祖父の死後、授

    • 羽生山へび子という漫画家。

      前職についてから、というか、本屋を辞めてから漫画はすっかり読まなくなっていた。なんとなく心に余裕ができたからか、また漫画を読み始めたのは二年前の冬のことだ。 ずっと追いかけてなかった、中村明日美子の同級生のスピンオフ作品を買ったり、読むのをやめた頃にはデビューもしていなかった、漫画家の作品を読んだりと、新規開拓にも余念が無かった。 そんな折、Amazonのオススメに登場したのが羽生山へび子の「僕の先輩」だった。表紙は随分可愛くて、四コマか何かかと思った。四コマは読まないの

      • 森山直太朗のライブを見たい。

        生きてることが辛いならという、森山直太朗の歌を初めて聴いたのは、確か、セブンイレブンにお昼ご飯を買いに行った時の事だ。シングルが出たばかりだったんだと思う。歌を聴きながらお弁当を選ぶワタシは泣きそうだった。 当時も今もあまり変わらないが、ワタシは常々生きているということに、あまり価値を見出せないでいる。というか、自分は生きている価値なんてない人間だと思っていて、うまく生きていく自信がない。365日の内半分くらいは「明日の朝、目が覚めません様に」と思いながら寝る。だけど、生ま

        • エブリスタでのアレについて。

          エブリスタで巻き起こっている、盗作疑惑について若干進展があった様だ。多くの人が望む様な結果にはならないだろうと思う。そもそも、どういう結果を求めてるのかわからないけど……。 著作権は表現については保護するけど、アイディアについては保護しない。 世の中は著作物であふれていて、何十万、何百万、何千万という作品の中から、絶対にアイディアが被っていない作品を見つけることの方が難しい。少なくとも私は、絶対に被っていない。とは言えない。もし仮に著作権がアイディアまで保護してしまえば、

        どうかしてる。

          事故物件 怖い間取りを観てきた。

          家のリビングでホラー映画を観ていると、ビックリするくらいに全然怖くない。最近、何本かホラー映画を観たのだけど、韓国最恐と言われた「コンジアム」すら、全然怖くなかった。因みに韓国内では国産ホラーはヒットしない。というジンクスがある様で「箪笥」以降、ホラー作品のヒットが無かったらしい。「コンジアム」はそのジンクスを打ち破り韓国で大ヒットした映画だそうだ。 新・感染も続編が製作されるほどヒットした記憶があるんだけど、あれはホラーじゃないんだろうか? 最後良い話になってたけど。

          事故物件 怖い間取りを観てきた。

          意味は分からないけど好きだ。

          この夏出かけたと言えば、コロナの影響で延び延びになっていた、林田球のドロヘドロ展ぐらいだろうか。 ワタシはドロヘドロはアニメから入った完全なるにわかだ。本屋でコミック担当をしてたにも関わらず。 あんな面白い漫画を今まで読まなかったなんて、恥ずかしすぎて人に言いたくない。 そのドロヘドロ展に、明らかアニメから入ったにわか同志っぽい全身タトゥーだらけの金髪の若者がおり、その彼が「俺、この人にタトゥー入れて貰いたいわ」と言っているのを聞いた。 いや、そんなんワタシも林田球に

          意味は分からないけど好きだ。

          なんだかんだ自分を特別な何者かにしたい人。

          ワタシの知り合いに、自分はHSPだという人がいる。 彼女はツイッターをやっており、私生活と同様、結構ズバっと意見を述べる。彼女は割とキツい事を平気で言ったり、ツイッターで発言したりしてる印象だ。それを言われた時、受け取った時、相手がどう思うか考えてる?? とワタシはいつも疑問に思う。 ところでHSPがなんなのか、ご存知か? 敏感で感受性が強く、敏感な気質を持った人で、正式名称はハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Personの略語でHSP

          なんだかんだ自分を特別な何者かにしたい人。

          今こそ見たい、BLドラマ。

          BLドラマ先進国といえば台湾、タイのイメージだ。ワタシはどちらかというと、実写版的な物は見ない派なので、ドラマはほぼほぼ見ない。 ノルウェーだかスウェーデンだか、とにかく北欧辺りで数年前に放送された「SKAM」というドラマがある。思春期の少年少女の悩みや問題を描いており、シーズン毎に主人公が変わるドラマだ。多分。 多分、というのは、なんせ日本では放送もされてなかったので情報を得ようとすれば、英語だかドラマの放送国の原語の動画とかサイトしかなかった。日本語オンリーのワタシは

          今こそ見たい、BLドラマ。

          ファイブのサイコさに痺れる、アンブレラアカデミーシーズン2

          ワタシが楽しみにしているドラマは、アンブレラアカデミーとストレンジャーシングス の二つだけだ。去年まではゲームオブスローンズを楽しみにしていたが、終わった。なんか納得いかない感じだったが。 ストレンジャーシングスの配信はまだ先らしいが、アンブレラアカデミーシーズン2は7月30日に配信された。 あらすじを書くのが下手くそなので、詳しくは公式サイトを見て頂きたい。 公式サイト↓ ヒーローとして育てられたアンブレラアカデミーのメンバー七人は、それぞれ個性を持っている。凄い怪

          ファイブのサイコさに痺れる、アンブレラアカデミーシーズン2

          採用されたが断った話。

          採用の連絡があった。 面接時間は十分程度だったし、職務経歴書は「色々書いてあるが、うちでは意味ない」という様なニュアンスの事を言われたし、採用の電話があった時も、言われたのは「スリッパとコップ(?)持ってきてください」だけだった。 一旦は、焦りもあり、はい。と答えた。が、労働条件もなにも教えて貰えず、不安で寝られなかったので、翌朝電話して確認したところ、給与は時給換算で906円。と言われた。求人票には基本給170000円から230000円とあった。年齢、経験により考慮との

          採用されたが断った話。

          他人に評価される努力は無駄だと思う。

          ワタシは努力という言葉が嫌いだ。努力しろと言う割に、努力しても、努力は他人が評価するものだ。と言う人が居るからだ。人はそれぞれだし、その度量もそれぞれだ。それなのに、他人の基準で計られて、他人が認めなきゃ意味のない努力なんて、馬鹿みたいに無駄だと思っている。 前職でワタシは着席した途端、物凄い勢いで仕事をした。アホ主任(三十四歳)が他部署にベラベラお喋りに行ったり、一日に何回もタバコを吸いに行っている間も、ひたすら仕事に打ち込んだ。部署の仕事を全部把握していたのは、ワタシだ

          他人に評価される努力は無駄だと思う。

          パラサイトと万引き家族を見て。

          パラサイトと万引き家族を立て続けに見たら、憂鬱になってなにもやる気が起きなくなった。 身につまされる。 明日は我が身という感じがして。いや、もうそうなりかけてるのかも。逆にあれだけのバイタリティがあったら、もっと別な生き方が出来たんじゃないのか?とパラサイトに関しては思ったが……どちらの家族も貧困という泥沼から抜け出すことができなかった。 片方はお金に、片方は家族に幸せを見出そうとしていた。ワタシにはどっちが幸せかは分からないけど、家族が居れば幸せだという考え方にはなら

          パラサイトと万引き家族を見て。

          お金よりも大事だと思うこと。

          今日、いや昨日だけど、かなり感触の良かった会社の採用面接の結果を貰った。 不採用。 転職活動というか、就職活動をというのか、再就職活動を始めてから早、数ヶ月、一向に仕事が決まらない状態で、この先、どう生活していくのか?ということが問題だ。台湾行きたいとか言ってる場合じゃない。 いい感じだったな。と思った会社は二社目で、一社目は「採用の最終候補でお話し進めてます」という事だったが、結果は不採用。最終日に面接に来た方をとることになったらしい。その人より色々劣ってたんだろうな

          お金よりも大事だと思うこと。

          台湾に行きたい。

          コロナで外出自粛が始まった時、ワタシは妹に「コロナが収束したら、台南に行こう」と言っていた。7月、もしくは8月くらいには終わると思っていたからだ。全然、終わってないけど。 そもそも無職の癖に旅行とか、何事かって感じだが、旅費だけは別に毎月貯めていたので問題ない。台湾に行くくらいならどうにかなる。多分。 台湾に初めて行ったのは、9年前の事だった。正直、それまでは台湾に興味も関心もなかった。というか、台湾があるという事すら忘れていたくらいだ。なんだったら、知らなかったのかも知

          台湾に行きたい。

          子供の頃の思い出 ①

          ワタシが生まれたのは、両側を二メートルほどの壁に隔たれた、周囲から隔絶された通りにある、小さな町だった。町っていうのか、コミュニティっていうのか、正直、微妙なところだが、短い二百メートル程の通りにはお風呂屋さんや、やたらなんでも売ってる立ち飲み屋、ホルモン焼き屋や、タバコ屋や商店もあったので町というべきか。 通り沿いには横並びに、一戸建てやアパートや長屋が建ち並んでおり、ワタシ達家族が暮したのは、その中程にあった祖父宅の二階だった。祖父宅は二階部分を二部屋のアパートとして貸

          子供の頃の思い出 ①

          他人の気持ちを代弁する優しさ。

          ファンというわけでも無かったし、正直、個人的に知らない人(当然だが)なのだが、え!?と思わず声を上げた。土曜日の昼下がりのニュース速報は、今年一番驚いたニュースだ。若いしカッコいいし、仕事もちゃんとある人なので、殊更、衝撃だった。 甥っ子に「こんな人が自殺するんだし、ワタシなんてもっと自殺してもいいと思う」と言ったら、無視された。そりゃ無視するよな。コイツ何言ってんだ。って感じだったんだろう。 別に誰から必要とされるわけでもなく、今現在、将来に不安しかない無職でどうしよう

          他人の気持ちを代弁する優しさ。